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★京都・舞鶴寄港のフェリー補助 府補正案、亀岡球技場設計も
京都府の山田啓二知事は２日の定例会見で、舞鶴市で国際フェリー航路開設を
促進する新規事業を含む２０１５年度一般会計補正予算案を１８日開会の６月
府議会に提出すると発表した。府が亀岡市で予定する球技専用スタジアム計画
について、９日に開く公共事業評価の第三者委員会で了承されれば実施設計費
約２億円を計上する予定で、補正規模は４億円程度を見込む。
京都舞鶴港新規航路促進事業３００万円は、韓国フェリー会社ＤＢＳクルーズ
フェリーが、７月から暫定運航する舞鶴港への延長航路に関し、フェリーの接岸料などを
補助する。
同社はロシア・ウラジオストク－韓国・東海－境港で国際フェリー
（乗客乗員５３０人、貨物積載量コンテナ１３０個）を定期運航させており、
これを２週間に一度、境港から舞鶴港へ暫定的に寄港させる。
府は、同社が府内初の国際フェリー航路となるロシア－韓国－舞鶴港の別ルートの
新規航路も計画していることから、本格開始に向けて支援する。
スタジアムの実施設計は、本体のデザインと建設設計の整備計画を業者に委託する。
国の天然記念物アユモドキを保全するため、設計や工事の途中でも柔軟に内容を変えられる
「デザインビルド」方式を採用する。環境専門家の会議で慎重意見が相次ぎ、
１５年度当初予算の計上は見送っていたが、新たな方式で一定の理解を得られたとして、
１７年度末完成に向けた手続きを進める。
また、日本電産の永守重信会長兼社長が個人として寄付する府立医科大（上京区）の
最先端がん治療施設に関し、府が建設予定地の関連工事費を１億～２億円程度計上する。
【 2015年06月02日 22時45分 】
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