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★流出した企業秘密使用、競合他社を書類送検 神奈川県警、法人に異例の両罰規定
2015.6.1 11:50
ラベル貼り機を製造する「光洋自動機」（横浜市）から流出した企業秘密を
使用したとして、神奈川県警は１日、不正競争防止法違反（営業秘密の使用）
の疑いで、流出先の競合他社「アイ・ディ・ケイ」（同市）を法人として書類送検した。
同法は、業務として営業秘密を不正に使用するなどした場合、行為者のほか
法人にも３億円以下の罰金を科すと規定している。経済産業省によると、
この両罰規定が適用されるのは異例。
送検容疑は、光洋自動機の元社員で、同法違反の罪で起訴された西克宏（４９）
と加藤琢磨（４０）の両被告が昨年、転職先のアイ・ディ・ケイの業務として
ラベル貼り機を製造する際、光洋自動機から流出した設計図を一部の工程で使った疑い。
URLﾘﾝｸ(www.sankei.com)