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★【iRONNA発】日教組は教育のがん、今や宿痾である
2015.5.31 17:00
今年2月、安倍晋三首相が国会で民主党議員にやじを飛ばし、日教組の存在が久しぶりに
注目を集めた。自民党政権下、日教組が表立って国の教育施策に影響を与えることは
ほとんどなくなったとはいえ、組織に加入する現場の教師らが子供たちに与える
影響は今も絶大である。極端な偏向思想を持つ日教組という組織について、
いま一度、考えたい。(iRONNA)
◇
私が日教組発言で国土交通相を辞してから6年がたつ。あのとき、私は、日教組は日本の
教育のがんだと言ったが、今やがん細胞は社会の隅々まで広がり、日本の宿痾(しゅくあ)
となっている。日教組による日本は悪いことをした、悪い国だという自虐教育は優等生
たちの頭にしっかりとたたき込まれている。
今年は先の大戦から70年ということで、安倍談話を出そうという話になっている。
それに対して、共産党、民主党のみならず、与党の公明党まで、過去の侵略と植民地支配
に対する謝罪を盛り込むようしつこく主張している。
植民地時代は400年以上続いたが、過去に日本以外の国で植民地支配を謝罪した国が
あるのだろうか。欧米諸国はアジア、アフリカ、南アメリカの原住民を殺戮(さつりく)し、
奴隷にし、収奪した。しかし、謝罪したという話は寡聞にして知らない。
■自虐史観から脱却
確かに日本も朝鮮と台湾を統治した。だが、欧米の植民地支配とは無縁のものであった。
連合国側が日本をいつまでも敗戦国の地位に貶(おとし)めておきたい気持ちは分かるが、
日本人までがなぜ、一緒に謝罪しろと合唱しなければならないのだろうか。
日本の子供たちが他国に比べて自己肯定感が低く、自分に自信を持っていないと聞くと
かわいそうになり、先々が心配になる。戦後の焼け野原から復興し、19年後に
オリンピックを開いた日本、こんな国が他にあっただろうか。われわれはもっと自信を
持っていいのだ。一日も早く、自虐史観から脱却しなければならないと切に願う。
しかし、現実は厳しい。愛知県一宮市の中学校長が建国記念の日を前に、この日の意義や
歴代天皇のもとで素晴らしい伝統を紡いできたこの国に誇りを持ち、世界に貢献できる
よう勉学に励んでほしいと生徒に語り、それをブログに載せた。すると、市の教育委員会
から断定的な書き方で、個人の考えを押し付けかねないと指摘を受け、削除したという。
何が問題なのか。学習指導要領では祝日の意義を教えるようになっている。
日本の素晴らしい歴史を語ってどうして悪い、と言いたいが、削除する校長も校長だ。
もっと自信を持って子供たちに向き合ってもらいたい。
■教育は教師力
多くの大学で、特に教育学部が左翼の再生産の場になり、日教組の供給源になっている。
昨年、教育委員会制度を改革したが、教育委員会も日教組支配が強い。教育界の正常化
には程遠いと、ため息が出る。子供たちがどんな教育を受けているか、保護者のみならず、
国民がもっと関心を持ってほしいと思う。
うれしい話もある。鹿児島県がこの4月から一部地域で月1回の土曜授業を始めた。
学校週休2日制になってから県単位では全国で初めてのことだ。もともと日教組の強い県だが、
全国学力テストの成績が低迷しており、父母の見る目が厳しくなっているので、
抵抗できなかったのだろう。早く週1日の休みに戻してほしい。 >>2へ続く
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