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【経済】安倍首相がトップ営業する「アジア新幹線セールス」、まずはマレーシアで日中決戦へ - 暇つぶし2ch1:◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★
15/05/30 13:56:53.08
★安倍首相がトップ営業する「アジア新幹線セールス」、まずはマレーシアで日中決戦へ
2015年05月30日(土) 歳川 隆雄

最近、アジア各国が日本の新幹線を採用するというニュースが目に付く。
例えば、『日本経済新聞』(5月26日付朝刊)は来日中のマレーシアの
ナジブ首相単独インタビューを掲載、同国の首都クアラルンプール~
シンガポール間で計画される高速鉄道に新幹線が有力候補であると報じた。

■「マレーシア新幹線」めぐる日中営業戦争

28日付各紙を読むと、来日したタイのプラジン運輸相と太田昭宏国土交通相が
前日の27日、同国が計画するバンコク~チェンマイ間の高速鉄道に日本の
新幹線技術を導入する前提に、共同で事業調査(FS)する覚書に調印したとあった。

前者のマレーシア高速鉄道計画は、クアラルンプール~シンガポール間約350㎞を
約1時間半で結ぶというもので、総事業費約110億ドル(約1兆3000億円)を予定している。
アジアインフラ投資銀行(AIIB)創設に注力する中国は、マレーシア、
シンガポール両政府に自国技術の採用を働きかけている。TGV(フランス版新幹線)
の実績を持つフランス、ICE(ドイツ版新幹線)を有するドイツも関心を示している。

日本勢はJR東日本、住友商事、三菱重工がタッグを組み、入札の準備に入っている。
ナジブ首相は先のインタビューで、資金調達先と鉄道技術、安全性、整備など長期の
コストを合わせたパッケージで評価したいと語っている。

これに先立つ21日、安倍晋三首相は第21回国際交流会議「アジアの未来」(日本経済新聞社、
日本経済研究センター共催)の晩餐会で、日本は今後5年間でアジア開発銀行(ADB)
と連携してアジアのインフラ整備に約1100億ドル(約13兆円)を投じると言明した。
この安倍発言とナジブ首相インタビューが底流でリンクしていることは自明である。

■ヒューストン~ダラス間はFSに

後者のタイ高速鉄道計画についてはより具体的である。距離はバンコク~チェンマイ間
約670㎞とマレーシアに比べて2倍近いが、総事業費は約1兆5000億円とほぼ同規模である。
タイの高速鉄道計画には既にJR東日本、三井物産、日立製作所、三菱重工の4社が
コンソーシアムを組んでいる。建設資金について、プラジン運輸相は「タイ政府の予算と
日本からの金融支援で賄う」と言明している。

タイ版新幹線が決まれば、2007年の台湾に続く新幹線輸出になる。安倍首相は4月下旬の
訪米でサンフランシスコに立ち寄り、同地でブラウン・カリフォルニア州知事と会談した
際にもロサンゼルス郊外のアナハイム~サンフランシスコ間837㎞の高速鉄道計画に
新幹線を売り込んでいる。首相のトップセールスと、大きな話題となった。

この米西海岸高速鉄道計画にもJR東日本、川崎重工などが入札参加を表明している。
だが、在米金融関係者は筆者に対し、この計画は総事業費676億ドル(約8兆1065億円)
という巨額なものであることと、距離が長すぎることなどから実現の可能性は殆ど
ゼロに近いと断じた。

これまで報道されていないが、実はテキサス州のヒューストン~ダラス間約350㎞の
高速鉄道計画は既にFSに着手しており、こちらの方が、実現性があるというのである。
安倍首相を支える経済人グループの中心にいる葛西敬之JR東海名誉会長の肝いりで
米国に設立された米日高速鉄道社(USJHSR)の社長はリチャード・ローレス
元国防副次官だ。

このUSJHSR社はテキサス州政府とFS覚書を交わしている。距離も東京~名古屋
とほぼ同じであり、総事業費も約200億ドル(約2兆4000億円)とカリフォルニア高速鉄道
計画と比べてもベラボーな金額ではない。JR東海、日立製作所、三井物産などが
コンソーシアムを結成するという。

いずれにしても、安倍首相自らが陣頭に立って新幹線セールスを行っているのだ。
上述のケース以外にもインドの高速鉄道計画(最大の都市ムンバイとグジャラート州の
都市約500㎞)でも新幹線の採用が有力視されている。こうした日本の攻勢を中国が黙って
指を銜えて見ているはずがない。先ずは、マレーシアでの日中の一騎打ちとなるはずだ。

URLリンク(gendai.ismedia.jp)


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