15/05/29 14:28:17.34
★米で中国人留学生ら起訴 替え玉受験か
5月29日 9時14分
アメリカの大学に留学するための英語の試験で、パスポートの写真を
入れ替えて他人になりすまし受験したなどとして、アメリカの裁判所は
中国人留学生ら15人がパスポート偽造などの罪で起訴されたと発表しました。
起訴されたのは、19歳から26歳の中国人留学生ら15人です。
アメリカ東部ペンシルベニア州の連邦地方裁判所によりますと、
15人は、アメリカの大学への留学に必要な英語の試験TOEFLなどで、
パスポートの写真を他人のものに入れ替えて受験したなどとして、
パスポート偽造などの罪に問われています。
起訴状によりますと、15人のうち6人は他人になりすまして試験を受け、
残りの9人は自分の代わりにこの6人に受験を依頼したり、パスポートの
偽造を仲介したりしていたということです。
アメリカでは、中国人留学生の急増に伴い、教育関係者から替え玉受験や、
留学の申請書類の偽造などへの対策の強化が必要だという指摘が出ていました。
今回の起訴にあたり、捜査に当たった検察当局は「高等教育というアメリカの
財産を不正から守っていく」とする声明を発表し、摘発を強化する姿勢を示しています。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
★カンニング、証明書偽造、論文代筆…、中国人はなぜ留学のために「奇策」を講じるのか―米メディア
5月25日(月)17時8分
2015年5月18日、ハフィントン・ポストは「中国人学生はなぜ大学入学の際に
奇策を講じるのか」と題した記事を掲載し、留学を目指す中国人学生特有の
現象やその背景について報じた。20日付で環球時報が伝えた。
米国の大学への入学を申請する中国人学生が急増しているが、成績証明証の
偽造や論文の代理作成、試験中のカンニングなど、どんな手段を使ってでも
大学入学を勝ち取ろうとする学生も目立つ。こうした不正行為について、
中国人学生特有の現象であると認識している入試事務室の職員も多い。
中国で6年間働いた経験を持つ記者は「中国人はこの問題に対して独特な見解を
持っており、中国人学生もある種の被害者である」と指摘する。多くの中国人
学生にとって、外国教育が持つ魅力は表面的なものだけではなく、必須の生命線
でもある。中国の大学入試制度に適応できない学生にとって、留学は将来生き残る
ための唯一の選択肢だからだ。
米国の大学への入学プロセスは独特であるため、多くの中国人学生にとっては
初めての経験であり、よく分からない部分も存在する。この不慣れな部分を
解消するため、親は仲介業者に頼ることが多い。
仲介業者は学生に対して、論文をどう書くか、自分をいかに表現するかなどと
ともに、TOEFLや本番の大学入試のための手助けをする。学生は最初はこれらの
準備を真面目に進めるが、試験が近づくにつれて、その戦略は「真面目な学習
=周到な準備」から「一発勝負=奇策を講じる」に変わっていく。
運が良ければ、4カ月後には合格通知を手にすることができる。
しかし、学生の前に広がるのは、これまでにもまして苦しい4年間である。
授業は基本的にすべて英語で行われるという厳しい大学環境の中で、
努力していかなくてはならないからだ。(翻訳・編集/秋田)
URLリンク(www.recordchina.co.jp)