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★ウーロン茶の一部から、基準値を上回る「レアアース」が検出される・・・健康被害の恐れも=中国
2015-05-27 18:57
北京市食品監督管理局によると、これまで同市内で小売りされていたウーロン茶の1種、
鉄観音茶の茶葉から基準を上回る量のレアアースが検出される例が続いている。
これまでに最大で基準の約6倍のレアアースが検出された例があった。
レアアースはただちに健康被害が出る量ではなくても、長期にわたり摂取し続けると
腎臓、肝臓、神経系に悪影響がでる恐れがあるという。
北京市食品薬品監督管理局は春節(旧正月)など長期休暇期間を除き、1週間に1度程度の割合で、
市内で販売されていた食品の安全調査の結果として、「不合格品」のリストを発表している。
4月29日の発表分から4回連続して、基準を上回るレアアースが検出された鉄観音茶葉が
「冨居区画品」とされた。
同管理局が20日に発表した「不合格品リスト」で挙げられた食品5種はいずれも、
基準を上回るレアアースが検出された鉄観音茶だった。基準の上限は1キログラム当たり
2.0ミリグラムだが、同発表では最大で基準の約6倍の1キログラム当たり11.7ミリ
グラムのレアアースが検出されたという。
27日に発表された「不合格品」5種でも、うちの1つは福建省安渓県で生産された
金碧峰鉄観音茶だった。基準の3倍近い1キログラム当たり5.47ミリグラムが検出されたという。
同時に発表されたその他の「不合格」は、基準を上回るカドミウムが検出されたキヌガサタケや
残留が認められない防腐剤が検出された酒だった。
同管理局が「不合格品」に指定した食品類の場合、購入した消費者はレシートと包装を持参すれば、
販売した小売店で返品を求めることができるという。
レアアースはただちに健康被害が出る量ではなくても、長期にわたり摂取し続けると
腎臓、肝臓、神経系に悪影響がでる恐れがあるという。(編集担当:如月隼人)
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