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★独シュレーダー元首相が安倍首相に提言「靖国に向いたその足を未来へ向けよ」―韓国メディア
2015年05月25日
新華網は２４日、ドイツのシュレーダー元首相が２１日、韓国・中央日報のインタビューを受けた際、
日本がドイツと同様歴史を正視し、過去の誤りを清算するとともに責任を負うことを望み、
安倍晋三首相に「靖国神社へと進む足を、未来に方向転換せよ」と呼びかけたと報じた。
同元首相は２１日に済州島で行われた第１０回済州島フォーラムの際に中央日報から取材を受け、
日本と隣国との関係が歴史問題によって緊張していることに言及した。
そのなかで「もしドイツがよくやった点を挙げるならば、過去の過ちに対して責任を負ったことだ。
われわれは第２次大戦中に犯した過ちを清算した」と発言。「あくまで個人的願望」としつつ、
日本にも「暗黒の歴史に対して同じような責任を負ってもらいたい」と語った。
また、「安倍首相への提案」として、「靖国神社に向かっている足を、未来の方向に転換してほしい」
とも呼びかけた。同時に、「ドイツの真似をしなければいけないということではない。
自分のやりかたで歴史に向き合えばよい。ただ、正視しなければならない」とも述べた。
慰安婦問題については「あまりにも婉曲的な表現だ」とし、実際は「日本軍による性奴隷」
との見方を表明。慰安婦被害者に対しても、日本は然るべき責任を取らなければならないとした。
そして、「日本とその隣国が歴史問題を討論するうえでふさわしい方法を探し出すことを望んでいる」、
「行動すべき時がすでにやってきたと思う」と語った。
シュレーダー氏は７１歳。１９９８年から２００５年までドイツの首相を務めた。
（編集翻訳 城山俊樹）
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