【国際】挑戦的な「あの国」利する? オバマ外交は「自分自身を封じ込めている」の痛烈批判at NEWSPLUS
【国際】挑戦的な「あの国」利する? オバマ外交は「自分自身を封じ込めている」の痛烈批判 - 暇つぶし2ch1:◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★
15/05/24 20:08:09.69
★【世界読解】挑戦的な「あの国」利する? オバマ外交は「自分自身を封じ込めている」の痛烈批判
2015.5.24 18:00

米欧で活躍してきた著名な戦略家ジョセフ・ヨッフェ氏は怒りのあまり、オバマ外交が「この6年間、
何も学んでいない」と嘆いた。安全保障、自由貿易、航行の自由を阻害する秩序の破壊者を放置し、
「挑戦国を封じ込める代わりに自分自身を封じ込めている」と米紙で痛烈に批判している。
(SANKEI EXPRESS)

70年前の米国も第二次大戦に疲れ、2年以内に米軍を欧州から撤兵させる方針だった。
しかし、トルーマン大統領が就任するとすぐに冷戦が始まる。トルーマンは撤兵をやめ、
直ちに対ソ戦略を練り上げた。

きっかけは、ジョージ・ケナンによる警告である。モスクワの米国大使館にいたケナン代理大使は
ソ連の拡張主義を警戒する長文電報を本国に送り、1947年には「X論文」を発表して対ソ
「封じ込め戦略」を提起した。

ヨッフェ氏はいま、「オバマ政権のホワイトハウスがX論文を読んでいるとは思えない」と
米紙ウォールストリート・ジャーナル(12日付)で叱りつけたのだ。
オバマ政権が「自分を封じ込めている」とは言い得て妙だが、事態は深刻である。

国際秩序への挑戦者は、まず“辺境”に手を出して敵の出方をうかがう。
ロシアはクリミア半島を併合してウクライナに手を伸ばし、中国は大陸から遠く離れた
南シナ海の岩礁を押さえて、「秩序の擁護者」の出方を探っている。

オバマ大統領が「米国は世界の警察官ではない」と発言をしたからだけではない。
2014年にオバマ大統領が米誌『ニューヨーカー』1月24日号で、
わざわざ「私にはいま、ジョージ・ケナンのような人物を必要としていない」と語って、
グローバル戦略を拒否していたからである。

オバマ政権が寛容さを示せば、挑戦国はそれが弱さの証明であると考える。
中国からみて陸の辺境はチベットであり、新疆ウイグルであるが、海の辺境は南シナ海の島
(とう)嶼(しょ)にあたる。オバマ政権の「アジア回帰」が口先だけとみるや、
南シナ海の7つの岩礁をひそかに埋め立てた。

この動きを衛星写真が察知した。国防総省が8日に発表した中国の軍事力に関する年次報告書に
よれば、埋め立て面積は昨年12月以来、4カ月の間に4倍にまで拡大していることが明らかに
なった。しかも、驚くべきことにサンゴ礁をダイナマイトで一気に破壊していた。

埋め立てによって長大な滑走路がつくられ、南シナ海の全域が中国空軍機の活動範囲になる。
東シナ海と同じように中国の防空識別圏が設定されれば、海空の航行の自由が侵される。

太平洋軍司令官のハリス提督は、北京がスプラトリー諸島に「砂の長城」を建設しようと
していると発言し、ようやく国防総省も先週、南シナ海の島嶼を偵察するため米軍の艦船、
航空機を派遣することを検討していると発表した。

しかし中国の習近平国家主席は米国の“本気度”をはかるように、訪中したケリー国務長官に
「広い太平洋は2つの大国を収容できる空間がある」と、なおも挑戦的だった。

戦争を回避する勢力均衡は、強制的な執行者がいてこそ成り立つ。ヨッフェ氏は論考の終わりに、
「自分で自分を封じ込めてしまえば、相手からの信頼を得ることなどできはしない」と
積極介入するよう鼓舞した。(湯浅博・東京特派員)

URLリンク(www.sankei.com)


レスを読む
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch