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★安倍首相、ポツダム宣言「つまびらかに読んでない」
2015/5/21 15:03
安倍晋三首相は2015年5月20日の党首討論で、共産党の志位和夫委員長から第二次世界大戦の
終結につながったポツダム宣言の中身に関する見解を問われ、「つまびらかに読んでいない」と答弁した。
志位氏から「過去の日本の戦争は間違った戦争との認識はあるのか」と問われると、
首相は「不戦の誓いを心に刻み戦後70年間、平和国家としての歩みを進めてきた。
その思いに変わりはない」「村山談話、小泉談話など節目節目に出されている
政府の談話を全体として受け継いでいくと再三申し上げてきた」と述べた。
この答弁に志位氏は「過去の戦争が、間違った戦争か正しい戦争か、その善悪を聞いた」と反論。
1945年に日本政府が受諾したポツダム宣言を引用して「日本の戦争は間違った戦争だという認識を
明確に示した」と指摘し、「ポツダム宣言のこの認識を認めないのか」と迫った。
首相は「連合国側の理解をご紹介いただいたが、私はその部分をまだつまびらかに読んでいない。
承知していないので、今ここでただちにそれに対して論評することは差し控えたい。
いずれにせよ、痛切な反省によって今日の歩みがある。我々はこのことを忘れてはならない」
と述べ、直接の評価を避けた。
この答弁を志位氏は「(間違った戦争と)認めると言わない。非常に重大な発言だ」と問題視し、
「集団的自衛権の行使とは、日本への武力行使がなくても米国が乗り出せば自衛隊を参戦させる
というものだ。日本が過去にやった自らの戦争の善悪の判断もできない総理に、米国の戦争の
善悪の判断ができるわけがない」などと強く批判した。
URLリンク(www.j-cast.com)
★ポツダム宣言「読んでない」、安倍首相が発言=「米国よ、見たか?」「日本人に恥をかかせてやるなよ」―中国ネット
配信日時:2015年5月21日(木) 11時49分
2015年5月20日、日本の安倍首相と共産党の志位和夫委員長の党首討論が、中国で話題になっている。
同日に行われた党首討論で、共産党の志位和夫委員長は「過去の日本の戦争は、間違った戦争という
認識はあるか。70年前のポツダム宣言では、日本の戦争について世界征服のための戦争だった
と明瞭に判定している。間違った戦争だという認識を明確に示している。総理はこの認識を認めないのか」と質問。
これに対し、安倍首相は「ポツダム宣言は、つまびらかに読んでいない」とした上で、
「いずれにせよ、先の大戦の痛切な反省の上に今日がある」とした。志位委員長は「戦後の国際秩序は、
日独伊の戦争が侵略戦争だったという判定の上に成り立っている。しかし首相は、侵略戦争はおろか
間違った戦争だとも認めない。これは非常に重大な発言」と指摘した。
これを受け、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)では、さまざまなコメントが寄せられている。
「ポツダム宣言も読んでないんじゃ、右傾化するのも仕方ないか。安倍は小学校の歴史から学ぶべき」
「米国よ、見たか?」
「安倍よ、日本人に恥をかかせてやるな」
「志位委員長、いいね」
「一部の日本人は尊敬できるが、安倍には耐えられない」
「日本は明らかに戦後秩序をひっくり返そうとしている」
「自分で自分をだましてるんだな」
「認めようが認めまいが、事実は事実」
「侵略なんてもちろん認めないだろう。認めれば今やろうとしていることが台無しになるからな」(翻訳・編集/北田)
URLリンク(www.recordchina.co.jp)