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★シー・シェパード:わが外圧により「イルカ追い込み漁」やめさせる・・・JAZAの決定受け、自らの「活動実績」誇示
2015-05-21 11:25
日本動物園水族館協会(JAZA)が20日、加盟する152の動物園と水族館に対して、
和歌山県太地(たいじ)町で行われている伝統的な追い込み漁で捕獲されたイルカの購入を禁止する
決定をしたことを受け、反捕鯨・自然保護団体を標榜するシー・シェパードは公式サイトで、
「外圧によりイルカ追い込み漁をやめさせる」などと表明。イルカ追い込み漁に反対しつづけたとして、
これまでの実績を誇示した。
文章は、太地町におけるイルカ漁を「残虐で不名誉」と決め、JAZAの決定を
「イルカにとって大ニュース」と表現。同漁で一部のイルカが水族館などの販売用に選り分けられる様子を
「家族が自分の目の前で殺され、両親や兄弟姉妹の血の中で泳ぐことを強要さる」など、
イルカを擬人化する表現も目立つ。
太地町におけるイルカ追い込み漁の漁獲量は年間1000頭強とされる。
一方で、JAZA加盟団体の購入量は年間20-30頭だ。漁獲量中の割合は極めて小さいが、
シー・シェパードは「JAZAの決定は、太地で捕えられるイルカの需要を大きく減少させる」、
「太地での狩りが、経済的な撃沈に近づく大きな1歩」などと、経済面をことさらに論じた。
さらに、「世界動物園水族館協会(WAZA)が『太地町の追い込み漁で捕獲されたイルカを入手している』
としてJAZAを除名処分にしたこと」、「JAZAが加盟する動物園と水族館の投票にもとづき、
イルカの入手法に制限を設けたこと」について、「世界的な抗議」「gaiatsu(外圧)」によるもので、
日本国内からの圧力によるものでないと主張した。
シー・シェパードは、2003年から「秘密撮影」を含めて太地町におけるイルカ漁の実態を観察し、
世界に広げてきたなどと、自らの実績を誇示した。
シー・シェパードが直接言及したわけではないが、「日本にイルカ漁をやめさせるためには『外圧』が必要」、
「シー・シェパードが長年にわたり懸命な活動をしており、日本に対する『外圧』を高めるために大きな貢献をした」
とのイメージを与える文章構成だ。
ただしシー・シェパードは、一部関係者が太地町で漁網を切るなどの明らかな違法行為を行い、
逮捕者も出ていることには触れなかった。
シー・シェパードは文章の最後の部分で「虐殺に永遠の終わりがもたらされるまで、太地の狩りをモニターし続ける」
と表明し、「皆さんが私たちの側に立ち続けることを、さらに重要なのはイルカの側に立ち続けることを希望します」
と呼びかけた。(編集担当:如月隼人)
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