【国防最前線】国民に知られていないペルシャ湾派遣の功績「掃海活動」at NEWSPLUS
【国防最前線】国民に知られていないペルシャ湾派遣の功績「掃海活動」 - 暇つぶし2ch1:◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★
15/05/20 13:58:15.88
★国民に知られていないペルシャ湾派遣の功績「掃海活動」
2015.05.20

石油などの資源を輸入に頼るわが国においては、海上封鎖こそが息の根を止められる
最も避けたい状態であると米軍による「対日飢餓作戦」で思い知ることになった。

機雷はとても安上がりな兵器で、そこに撒いたと宣言するだけで船は通れなくなる。
安保法制の議論では「停戦前か否か」が問われているようだが、戦争が終わったと
しても機雷は生き続け、除去されない限り終戦を知らないのである。

また、掃海活動は中東など遠くの海ではなく日本近海にとどめるべきとも言われるが、
ホルムズ海峡などはわが国のシーレーンであり、その重要性に日本からの距離は関係ないだろう。
そして、この安価でかつ脅し効果絶大な機雷は、北朝鮮がいつ使用してもおかしくない。

わが国では戦後の航路啓開(けいかい=水中の障害物を除き、船が航行できるようにすること)、
朝鮮戦争時の掃海、そして戦後処理としての掃海を続けた。その間、ペルシャ湾派遣という実績も
残しているが、これらが自国にもたらした功績については国民にしっかり認知されているとはいえない。

戦後の航路啓開は米国による機雷敷設が国際法違反であることから、東京裁判でわが国の「戦犯」
たちが裁かれているころに明るみにできるはずがなく、秘匿されていた(ただし、日本の航路啓開は
米軍も自ら行い殉職者も出ていることも明記しておきたい)。

そして、朝鮮戦争時、掃海部隊は海上保安庁となっていたが、非軍事組織である海保が掃海のために
赴くことは憲法違反の疑いを拭えなかったことから、これも長年にわたり口外を許されなかった。

海上自衛隊のペルシャ湾派遣においても十分な国民理解を取り付けるどころか、
反対派から「二度と帰って来るな」などという罵声を浴びせられる中での出港となった。
政治は活動による効果を認めたくないパワーに押され、国会答弁では常に相手に刺激を与えない
当たり障りないことしか言えない。そのため、本質的な議論は全くなされないまま現在に至っているのである。

それこれ振り返ってみると、最も気の毒なのは終戦以降、掃海作業で命を落とした人々だ。
航路啓開で77人、朝鮮掃海で1人が亡くなっている。

「肉弾掃海とも言われたようです」

当時の掃海は海面に100メートルごとに引いたライン上を150回走って2分ごとに位置を確認する
という気の遠くなる作業であった。そのため別名「肉弾掃海」という手法までもが編み出されたのだ。

■桜林美佐(さくらばやし・みさ) 1970年、東京都生まれ。日本大学芸術学部卒。
フリーアナウンサー、ディレクターとしてテレビ番組を制作後、ジャーナリストに。
防衛・安全保障問題を取材・執筆。著書に「日本に自衛隊がいてよかった」(産経新聞出版)、
「武器輸出だけでは防衛産業は守れない」(並木書房)など。

URLリンク(www.zakzak.co.jp)

★【社会】掃海部隊、戦後の機雷除去作業で活躍 朝鮮戦争でも秘密裏に派遣
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