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★菅長官、８月にもグアム視察へ…米海兵隊移転先
2015年05月16日 08時34分
沖縄の基地負担軽減を担当する菅官房長官が８月にも米領グアムを訪問する
意向を固めたことが１５日、わかった。
政府関係者が明らかにした。日米両政府は在沖縄米海兵隊の一部をグアムに
移転することで合意しており、菅氏は移転先の米軍施設などを視察し、
沖縄の基地負担軽減に取り組む姿勢を示す。
米軍普天間飛行場（沖縄県宜野湾市）などに駐留する在沖縄米海兵隊の
グアム移転は、沖縄の基地負担軽減の柱となっている。
菅氏は、移転先となるアンダーセン空軍基地などの米軍関連施設を視察するほか、
米軍関係者やグアム選出下院議員らとの意見交換を予定している。
日米両政府は沖縄に駐留する米海兵隊約１万９０００人について、
グアムに約４０００人、米本土などに約５０００人を移転することで合意している。
早ければ２０２８年度までに完了する予定の米軍嘉手納基地以南の土地
（約１０４８ヘクタール）の返還計画は、移転先となるグアムの施設整備が
事実上の前提となっている。
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