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★「本土が嫌だと言っているから沖縄」 知事、隔たり訴え
2015年5月10日 06:07
翁長雄志知事は9日の中谷元・防衛相との会談で、2年前に自民党国会議員と意見交換した際
「基地負担を沖縄が受け入れるのは当然」と発言したことを紹介、その上で
「どうやって日本の安全保障を議論できるのか。絶望感があった」と著しい認識の
隔たりを中谷氏に投げ掛けた。
翁長氏は那覇市長だった2013年、来県した参院予算委員会の超党派議員と意見交換の場で、
米軍普天間飛行場の県外移設について話題が及んだ場面を紹介。「自民党議員が大きな声で
『本土が嫌だと言っているから、沖縄は受け入れるのは当たり前だろう。不毛な議論はやめよう』
と発言した」と説明し、絶望したと振り返った。翁長氏は中谷氏に「沖縄は自ら基地を提供
したことは一度もない」と強調。
政府の都合で県内移設や代替案を沖縄に迫る姿勢に「この考えのどこに自由と民主主義、
人権という価値観を共有する国々との約束を実現する資格があるのか」と国の在り方も疑問視した。
翁長氏は発言の最後でも自民国会議員の発言に触れ「私たち沖縄県民は今後とも大きな命題の
中で生きていかなければならないのか。切ない寂しい思いがある。この気持ちを理解し、今
後に生かしてほしい」と締めくくった。
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