15/05/09 15:18:57.69
★沖縄知事「防衛相は高飛車」
2015年5月9日
中谷元・防衛相と沖縄県の翁長雄志知事は9日午前、県庁で会談した。翁長氏は米軍普天間
飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古移設問題に関する中谷氏のこれまでの言動に関し
「高飛車な発言があった。沖縄に寄り添い、努力したいという政府方針とは程遠い」と
不信感をあらわにした。中谷氏が移設に理解を求めたのに対し「名護市辺野古への
基地建設は不可能だ。絶対に反対していく」と拒否した。
中谷氏は、名護市辺野古移設に関し「唯一の解決策だと確信している」と述べ、
移設問題の溝は埋まらなかった。昨年12月に翁長氏が知事に就任して以来、
両氏が会談するのは初めて。
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中谷防衛相(左)と会談する沖縄県の翁長雄志知事(右)=9日午前、沖縄県庁
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★防衛相と沖縄知事 初会談も平行線
5月9日 14時42分
沖縄県を訪れている中谷防衛大臣と翁長知事が9日、初めて会談しました。中谷大臣が
アメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設について、日米同盟の抑止力の維持と
普天間基地の危険性の除去を両立させるための唯一の解決策だと確信していると理解を
求めたのに対し、翁長知事は移設は不可能であり、絶対に反対するとして計画を断念する
よう求め、平行線に終わりました。
沖縄のアメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設計画を巡って、政府と沖縄県の対立が
続くなか、中谷防衛大臣は9日午前、沖縄県庁を訪れ、初めて翁長知事と会談しました。
会談は30分余りにわたって行われ、中谷大臣は「沖縄の基地負担の軽減はアメリカと協議
しながら実現可能なものから着実に実施しており、力を入れているが、一方で政府としては
国民の命を守り、暮らしを守るため抑止力を維持するという安全保障上の責務も負っている」
と述べました。
その上で中谷大臣は普天間基地の移設計画について、「市街地の真ん中にあり、住宅や学校が
近接している普天間基地の危険性の除去は大変重要な問題だ。どう考えても、辺野古へ移設する
のが唯一の解決策と確信しており、一日も早い返還に向けて全力で移設を進めていきたい」
と述べ、日米同盟の抑止力の維持と普天間基地の危険性の除去を両立させるための唯一の解
決策だと理解を求めました。
これに対し、翁長知事は「辺野古への移設が唯一の解決策だと日米両政府が固執するのは
日米安保体制に大きな禍根を残す。防衛大臣の説明でも納得できない」と述べました。
その上で翁長知事は「辺野古に基地を建設するのは不可能であり、沖縄県として絶対に
反対していきたい。地元の理解を得ることがないまま、計画が頓挫しても、すべて政府の責任だ。
かたくなな固定観念から脱して、計画の中止を決断し、話し合いを継続してもらいたい」
と述べて計画を断念するよう求め、会談は平行線に終わりました。
この問題を巡っては、先月の日米首脳会談で安倍総理大臣が移設の実現が唯一の解決策だと
いう考えを示したことに翁長知事が反発しており、中谷大臣の今回の沖縄訪問には、
政府として沖縄県側と粘り強く対話を続けていく姿勢を示すねらいがあるものとみられます。
・防衛相「協議継続で一致は有意義」
中谷防衛大臣は会談のあと、記者団に対し、「お互いの立場は違うが、協議を行うことは大事な
ことで、今回、翁長知事の考えや意見を聞き、今後も協議を続けていくことでは一致したので、
非常に有意義だった。きょう聞いた知事の考えを政府に持ち帰って検討したい」と述べました。
そのうえで、記者団が「ことし夏にも辺野古の埋め立て工事を始めるというスケジュールは
変更しないのか」と質問したのに対し、中谷大臣は「政府としては1日も早く、普天間基地を
移設するため、手順に従って作業を実施したい」と述べ、夏にも埋め立て工事を始めたいと
いう考えを重ねて示しました。 >>2へ続く
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
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