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★京都の宿泊者、3割が外国人 目立つ中国人増加…日本人は予約取りにくく
2015.5.1 08:22
京都市内の宿泊者に占める外国人の割合が平成26年度の年間平均で30・2%と
なったことが4月30日、京都文化交流コンベンションビューロー(KCVB)が
発表した「外国人客宿泊状況調査」で分かった。今年3月の1カ月集計も前年同月
より6・2ポイント増の31・5%となっており、2カ月連続で30%超え。
中国人観光客が増える旧正月(2月)を過ぎても、外国人観光客は増える傾向にあるという。
KCVBでは毎月約25ホテルの7千室以上の客室を対象に、ビジネスや観光を問わず、
日本国籍以外のパスポートを有する人を外国人として調査している。
3月分の調査をエリア別でみると、東アジアが42・3%と最も多く、
このうち台湾が24・3%、中国が16・6%だった。
旧正月のあった2月に比べ、中国・台湾からの訪問数は縮小しているものの、
3月分の国別構成比をみると、中国の構成比は前年同月の8・6%から16・3%に
増加しているという。
KCVBの担当者は、東アジアからの訪日客の増えている要因として、査証(ビザ)の
発給要件緩和や免税制度拡充、円安に加え、「LCC(格安航空会社)の普及の影響が
大きい」としている。
日本政府観光局の統計で、3月の訪日外国人客数が152万人となり、単月として
過去最高を更新したが、調査したホテルの外国人宿泊者も前年同月より4割以上増えている。
また、平成26年度の外国人の割合が年間を通じて前年を上回った一方で、
日本人宿泊客の割合は年間を通じて前年割れとなった。
KCVBでは「外国人が増えた分、日本人がホテルの予約が取りにくくなり、
宿泊が減っているが、観光客が減ったわけではない」としている。
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