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★「拍手は免罪符にならず」=安倍首相演説を批判-韓国各紙
【ソウル時事】安倍晋三首相の米議会演説について、30日付の韓国主要各紙は1面で
「謝罪どころか自賛だけ 安倍の詭弁(きべん)」(東亜日報)などと批判的に報じた。
同紙は社説で「米議会の拍手が(韓国などの被害への)免罪符にはならない」とくぎを刺した。
中央日報は、演説で「侵略、植民地支配という言葉や慰安婦問題への言及がなかった」
と指摘。一方で、戦時の米国への犠牲には「礼を尽くして哀悼の意を示した」と、
対応の差に不快感をあらわにした。
東亜日報の社説は「反人倫的な戦争犯罪をのらりくらりとごまかし、歴史的な舞台での
率直な謝罪を望んだ国際社会の期待をまた裏切った」と失望感を示した。
その上で「日本が植民地支配と侵略を十分に謝罪する前に、戦犯国家の汚名をそそぎ、
世界平和への責任を負う役割を果たすことに賛成できない」と主張した。
一方、朝鮮日報社説は、首相が演説で強調した日米同盟強化について「日本を通じて
中国をけん制するという(米国の)戦略が込められており、米日と中国の覇権争いの
構図が朝鮮半島周辺でつくられている」と懸念を表明。「韓国外交が無能と無気力から
目を覚まし、国家生存戦略を打ち立て、行動する時だ」と訴えた。 (2015/04/30-10:41)
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