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★尖閣で中国「撃破」 日米新ガイドライン合意 「切れ目のない協力」確立
2015.04.28
日米両国の同盟関係が強化された。日米の外務・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会
(2プラス2)で、「日米防衛協力のための指針(ガイドライン)」の再改定で合意したのだ。
中国が領土的野心を見せている、沖縄県・尖閣諸島などを念頭に、自衛隊と米軍が共同対処
することなどが盛り込まれ、新指針では「撃破」という言葉も使われた。
岸田文雄外相「大変大きな成果で新たな一章を刻むものだ。米国と緊密に協力し、国際社会の平和にこれまで以上に寄与する」
中谷元・防衛相「日米同盟を新たな段階に進ませる革新的な内容に仕上がった」
ケリー米国務長官「(日米防衛協力関係の)歴史的な転換点だ。日本は国際的により大きな役割を果たすことになる」
カーター米国防長官「強固な同盟関係が地域の平和と安定の礎になっている」
2プラス2終了後の共同記者会見で、日米の担当閣僚はこう語った。指針改定は約18年ぶり。
中国が突出した軍拡路線を続けるなか、対中抑止への米国の関与を強化し、日本の役割を明記する狙いがある。
新指針は「アジア太平洋地域およびこれを越えた地域」の平和と安全に「主導的役割を果たす」と掲げ、
「日米同盟のグローバルな性質」を強調している。
注目の尖閣諸島については、米政府の「日本の施政を損なおうとするいかなる一方的な行動にも反対する」
との立場を改めて確認した。
そのうえで、日本有事については、中国の海洋進出に伴い強化が必要となっている島嶼(とうしょ)
防衛で米軍の関与を明記した一方、自衛隊と米軍の特殊作戦部隊が「作戦実施中、適切に協力」するとした。
漁民に偽装した中国軍特殊部隊が、尖閣諸島などの離島を占拠するケースも念頭に
「(自衛隊は)潜入を伴うものも含め、日本における特殊作戦部隊による攻撃等の不正規型の攻撃を
主体的に撃破する」「米軍は、自衛隊の作戦を支援し及び補完するための作戦を実施する」と明記した。
空域作戦構想では、新たな脅威として中国が配備を進める「巡航ミサイルによる攻撃」を挙げた。
平時から有事に至るまで警戒監視・偵察(ISR)分野で協力することも盛り込んだ。
中国の軍拡と海洋進出が進むなか、武力や威圧による領土変更を阻止するため、
「切れ目のない日米協力」が確立された。
URLリンク(www.zakzak.co.jp)
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