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★米とフィリピンが大規模上陸訓練 自衛隊が視察
4月21日 15時22分
中国が活動を活発化させている南シナ海に面するフィリピンの沿岸部で、
アメリカ軍とフィリピン軍が合同で大規模な上陸訓練を行い、日本の自衛隊が視察しました。
アメリカ軍とフィリピン軍は毎年、この時期に南シナ海に面するフィリピンの沿岸部で
大規模な訓練を実施していて、ことしは参加部隊の規模がおよそ1万2000人、
航空機80機、艦艇5隻と、去年の2倍に膨らみ、この7年間で最大となりました。
訓練は敵に占領された領土を奪還するという想定で行われ、両軍合同の部隊は
アメリカ海兵隊の水陸両用車に乗り込んで、敵の部隊を制圧していきました。
ことしの訓練にはオーストラリア軍の部隊が招かれたほか、日本の自衛隊など
10か国が視察に訪れ、そのもようは報道陣に公開されました。自衛隊では
島しょ防衛を想定して上陸作戦の能力を高めるため水陸両用車を試験的に
導入したばかりで、自衛隊の担当者は「ほかの国の訓練の状況を知ることができて
参考になる」と話していました。
南シナ海では中国が浅瀬を埋め立てて滑走路とみられる施設の整備を進めるなど
軍事拠点化とみられる動きを加速させているのに対し、アメリカとフィリピンは
新たな軍事協定を結んで連携を強化しています。今回の訓練には両軍の緊密な
協力態勢とともに、日本など各国との協力関係をアピールするねらいもあるものとみられます。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)