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★＜外国人住民＞神奈川県民の５５人に１人 増加に転じる
毎日新聞2015年4月18日（土）12:52
神奈川県は昨年度（２０１５年１月１日現在）の県内の外国人住民数が１６４カ国・地域
１６万６００６人で、前年度比５４０１人増だったと発表した。全人口に対する比率は
１．８２％で県民の約５５人に１人が外国籍という計算になる。
県国際課によると、この統計は各市町村の住民基本台帳上の外国人をまとめた数。
県内の外国人数は０８年のリーマン・ショックや１１年の東日本大震災の影響で
一時減少傾向にあった。１３年度も１２年度に比べ５５０人減少したが、
１４年度は増加に転じた。
国・地域別の状況をみると、構成比１位中国５万４５２０人（３２．８％）
▽２位韓国・朝鮮２万９３５５人（１７．７％）▽３位フィリピン１万８４８２人（１１．１％）
▽４位ベトナム８５３２人（５．１％）▽５位ブラジル７８６４人（４．７％）－－。
前回初めて５位に入ったベトナムが留学生の増加などからさらに順位を上げた。
市町村別に全人口に対する外国人の比率をみると、１位は愛川町の５．２１％
▽２位は綾瀬市の３．３５％▽３位は厚木市の２．４７％。外国人数の多い横浜市は
２．０９％で７位、川崎市は２．１０％で６位だった。上位の地域はブラジルやペルー
国籍の割合が多く、工場などで働く日系人労働者が多く移住した影響とみられる。【河津啓介】
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