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★「無免許運転」に当たらず 御嶽山噴火派遣の消防司令
2015.4.17 12:53
御嶽山（長野、岐阜県）噴火災害で緊急消防援助隊として派遣され、
現地で大型免許がないのに大型車の救助工作車を運転したとして懲戒処分を受けた
山梨県の峡北消防本部の男性消防司令（５６）について、長野県警が捜査した結果、
車は中型車で無免許運転には当たらないことが１７日、県警などへの取材で分かった。
県警によると、運転した車は車両総重量９・６トンで中型車の救助工作車だった。
平成１９年の道路交通法改正以前に取得した普通免許は８トン未満の中型車の
運転が可能なため、無免許ではなく、運転できる条件を超えた「免許条件違反」
に当たるという。
同消防本部は捜査結果が出る前の３月３０日に無免許運転を理由に戒告の懲戒処分
にしたが、取り消す方針。「（処分時の）交通法規の確認が甘かった」としている。
男性消防司令は昨年９月３０日、援助隊の野営地変更に伴って救助工作車を約３０キロ運転した。
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