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【国際】イスラエルで戦後70年のホロコースト追悼の日 欧州ではパレスチナを侵攻したユダヤ人に反感を持つ人が増加し、頭痛のタネに - 暇つぶし2ch1:◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★
15/04/17 13:36:25.42
★戦後70年のホロコースト追悼の日
4月17日 6時58分

第2次世界大戦の終結から70年を迎えるなか、イスラエルでは、ナチス・ドイツによるユダヤ人の大量虐殺、
ホロコーストの追悼の日に合わせて各地で追悼行事が行われ、600万人に上る犠牲者に祈りがささげられました。
第2次世界大戦の悲劇、ホロコーストではナチス・ドイツがユダヤ人をヨーロッパ各地に設けた強制収容所に送り、
600万人に上るユダヤ人が組織的に殺害され、イスラエル建国を後押しする要因となりました。
イスラエルが定めるホロコースト追悼の日に当たる16日、テレビやラジオはホロコーストに関連する
番組のみの放送となりました。現地時間の午前10時にはイスラエル全土で2分間サイレンが鳴らされ、
運転している人も車を降りて黙とうしていました。また、エルサレムのホロコースト記念館ではネタニヤフ首相や
ホロコーストを生き延びた人たちも参加して追悼式典が開かれ、犠牲者に祈りをささげました。
アウシュビッツ強制収容所から生還し、戦後イスラエルに住む女性は「収容所でのことはこの日に限らず、
毎日思い出します。若い人たちは知識が乏しく、伝えることの難しさを感じます」と話していました。
イスラエルではホロコーストを生き延びた人たちの高齢化が進むなか、次の世代への記憶の継承が課題と
なっているほか、ヨーロッパなどを中心に再び反ユダヤ主義が台頭していることに懸念も広がっています。

・ネタニヤフ首相「教訓学ばれず」
イスラエルのネタニヤフ首相はホロコースト追悼の日の前夜に行われる式典に参加して演説を行い、
「イランと欧米などとの間でひどい合意が行われようとしている事実は、歴史の教訓が学ばれていない
ことを示している」と述べて、イランとの協議を進める欧米などを強く批判しました。
そのうえで、「ナチスが文明を破壊し、ユダヤ人を消し去ろうとしたように、イランは中東を乗っ取り、
さらにはユダヤ人をせん滅するという目標を掲げ、勢力を拡大している」と述べ、イランを当時の
ナチス・ドイツになぞらえました。

・台頭する新たな反ユダヤ主義
ユダヤ人への差別的な言動を監視しているテルアビブ大学のカントル・センターの統計によりますと、
ユダヤ人を狙った暴力事件は、1990年代には年間100件から200件の間で推移していましたが、
2000年代に入ると年々増え、ここ数年は常に500件を超えています。
ヨーロッパでは、移民社会が拡大するなかで、ユダヤ人に対する差別的な言動や暴力行為に及ぶのが、
従来から問題視されていた極右勢力から過激なイスラム教徒へと変わりつつあり、「新たな反ユダヤ主義」
とも言われています。

事件の件数はイスラエルとパレスチナの間で緊張が高まると急増する傾向にあり、イスラエルが
パレスチナ暫定自治区のガザ地区に侵攻した2009年には前の年の倍に当たる1118件が報告されました。
また、去年の夏に、イスラエルが再びガザ地区に侵攻した際にも、ヨーロッパ各地でイスラエルへの
抗議デモが起きて暴徒化し、ユダヤ教の礼拝所が襲撃されるなどの被害が相次ぎ、2014年は前の
年より40%近く増え、766件となりました。こうした事態に、ヨーロッパでユダヤ人の人口が最も
多いフランスでは、年々、フランスを逃れてイスラエルに移住する動きが加速していて、2015年には
こうした移住者が1万人を超えると予想されています。ホロコーストという悲劇を許した反省に立ち、
少数派への差別を容認しない社会作りを進めてきたヨーロッパで、いま再び、反ユダヤ主義が台頭
している現状は、各国に重い課題を突きつけています。 >>2へ続く

URLリンク(www3.nhk.or.jp)


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