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★最終洗礼?産経前ソウル支局長 帰国便が謎の遅れ
2015年4月16日 9時0分 東スポWeb
韓国・朴槿恵大統領(63)に対する名誉毀損罪で公判中の産経新聞前ソウル支局長の
加藤達也氏(48)が14日、8か月続いた韓国政府による出国禁止措置の解除を
受けて帰国した。報道の自由を無視した朴大統領のヒステリーが原因だけに、
解除は当然のこと。とはいえ、そこはさすがの韓国。黙って帰すわけではない?
加藤氏が乗るアシアナ航空機だけが、予定到着時刻を2時間もオーバー。
乗客からは「嫌がらせだ!」とブーイングが相次いだ。また、同航空機の別便がこの日、
広島空港であわや大惨事の事故も起こした。
加藤氏は自社のウェブサイトに、昨年4月の旅客船セウォル号沈没事故に関連して、
事故当日に朴大統領が一時所在不明となり、元秘書の男性と密会していた可能性を
示唆するコラムを載せた。
これに朴大統領は激怒。加藤氏は朴大統領への名誉毀損罪で在宅起訴され、
昨年8月から韓国当局によって出国禁止措置が言い渡され、これまで計8回延長されてきた。
名誉毀損罪での長期間に及ぶ“拘束”は異例中の異例だ。
日本政府は再三にわたり、出国禁止措置の解除を要求。ソウル駐在の外国メディアの
記者らでつくる「ソウル外信記者クラブ」の理事会も今月9日、朴大統領宛てに「憂慮」
を表明する書簡を送り、朴政権が顔色をうかがう米国も昨年から同様の姿勢を示していた。
結果、ソウル中央地方検察庁の要請を受けて韓国法務省が出国禁止措置の解除を決定。
14日に発表された。現地報道によると「裁判の主要審理は終わり、対日外交と
人道問題に配慮した」ためだという。
同日夜に羽田空港に帰国した加藤氏は改めて無罪を主張。
「(出国禁止中は)外に出られない、家族に会えないつらさがあった」と語った。
それでも最後の最後まで“洗礼”が待っていた。当初、加藤氏はソウルの金浦空港から
アシアナ航空と全日空の共同運航便(親便はアシアナ航空)で午後5時35分に羽田空港に到着予定だった。
ところが直前になって、搭乗機の変更があり到着時刻は2時間もオーバー。
午後7時30分ごろにようやく帰国した。
金浦空港発のその他の便はそれまで順調にフライトしていたのに、加藤氏の搭乗機はなぜ
トラブルに見舞われたのか…。本紙取材にアシアナ航空関係者は「機材変更としか聞いておらず、
詳細は分かりかねます」とコメントした。
加藤氏と同便で帰国した男性は「空港に行ったら『乗る予定の飛行機がないから、
これからチェンジする』と説明されただけ。天候は良かったし、整備不良が原因とも言われなかった。
意味が分からない」と話す。
ソウル市に本拠を置くアシアナ航空は錦湖アシアナグループの一つで、“ナッツリターン騒動”
で話題となった大韓航空同様、韓国内で多大な影響力を持つ財閥系企業だ。当然、時の政権と
近しい関係にある。遅延便に乗った別の男性は「どう見ても(加藤氏に対する)韓国側の
嫌がらせとしか思えない。それに私たちを巻き込まないでほしい。本当に迷惑な話だ!」と言う。
事実関係は不明だが、この日の出来事に疑惑の目を向けている乗客がいたことは確かだ。
何の因果か、同じアシアナ航空機が、加藤氏の羽田到着後に事故を起こした。
仁川空港発広島行きの162便エアバスA320(乗客74人、乗員8人)が午後8時すぎ、
広島県三原市の広島空港で滑走路から外れて停止した。乗客乗員は全員、脱出シューターを
使って機外に脱出。三原市消防本部によると乗客23人が負傷した。幸い、いずれも軽傷と
みられる。乗客からは「エンジンから炎が出た」「爆発しないかと思うと怖かった」と
の声も聞かれ、あわや大事故となる可能性もあったとみられる。
国土交通省によると、アシアナ機は空港の東側から着陸し、滑走路の進行方向左側にそれ、
逆向きに停止した。東側の滑走路端から約300メートル離れた場所にある高さ約6・
4メートルの無線設備が損傷。アシアナ機は左側の主翼とエンジンが損傷、機体尾部にも
擦った痕跡があった。国交省は、着地する直前に滑走路端の無線設備に車輪を接触させた
とみている。操縦ミスの可能性が高いようだ。加藤氏の便が変更となったこととは
もちろん無関係だろうが、奇妙な偶然と言うべきか。
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