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【夫婦別姓】日本人が名乗っているのは「氏」であり「姓」では無い、認識を間違えると朝鮮での「創氏改名」問題もふくめ、誤解を招く - 暇つぶし2ch1:◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★
15/04/13 14:22:23.52
★【視線】夫婦別姓の誤り 編集委員・大野敏明
2015.4.13 09:46

最高裁が、一般的にいわれている「夫婦別姓」について違憲かどうかを判断することになった。
婚姻によって、「改姓することで、人間関係やそれまでのキャリアの断絶が生じる可能性がある」
ことが、問題とされているらしい。

だが、ここで使われている「改姓」といういい方は正しいのであろうか。
今回、問題にされている民法750条には「夫婦は、婚姻の際に定めるところに従い、
夫又は妻の氏を称する」とあって「姓」とは書かれていない。

戸籍法13条の戸籍記載事項にも「氏名」とはあるが「姓名」と書かれていないし、
同14条にも「氏名の記載順序」となっていて、「姓名」と書かれていない。

これは一体どういうことなのか。われわれは「姓」と「氏」を混同して使用して
いるのではないか。しかし、実は、この2つは全く異なるのである。

簡単にいうと、「姓」は遠い先祖から承け継がれている「血族」を表し、
「氏」は現在の家族集団を表している。

具体的にみてみよう。「姓」も「氏」もともに「名字(苗字)」である。
「名字」は個人名(名)ではなく、「血」や「家」の集団を示すものである。
日本では、その「名字」に「姓」と「氏」の2つの概念がある。

中世以降の日本では藤原、平、源、橘、安倍、清原、菅原といった大血族集団を表すものを
「本姓(原姓)」あるいは「姓」と呼び、より細かな家族的集団を「氏」としたのである。
例えば足利尊氏は「姓」は「源」で「氏」は「足利」であり、北条時政は「姓」は「平」、
「氏」は「北条」である。

したがって、明治時代初期までは、この「姓」と「氏」の両方をもつ人はかなりの
人数にのぼった。徳川慶喜は宮中にあっては「源慶喜」と「姓名」を名乗り、
幕府にあっては「徳川慶喜」と「氏名」を名乗った。「藤原実美」と「三条実美」、
「源具視」と「岩倉具視」も同じである。

しかし、これでは「名字」が複数あることになり、煩雑であることから、
明治政府は再三にわたり、「一氏一名令」を出し、明治10年すぎにはほぼ、
現在の「氏名」に統一された。

「一氏一名令」であって「一姓一名令」ではない。「一氏一名令」の結果、
われわれ日本人は「姓」を名乗るのを禁止され、法的には「氏」だけとなった。
欧米人の名字も「氏」であって「姓」ではない。

しかし、中国や朝鮮の名字は「姓」であって「氏」ではない。
中国、朝鮮の名字は遠祖からの血族集団を表しているのである。
だから、中国でも韓国でも婚姻しても女性の名字は変わらない。
こうしたことから日本は、統治していた朝鮮において、「創氏改名令」を
発したのであって、それまでの「姓」を抹消したわけではない。

「姓」は戸籍に記載されて、そのままとしながらも、新たに「氏」を創って、
通常は氏名を名乗ることを求めたのである。

したがって、現在使われている「夫婦別姓」といういい方は、法的には誤りであることが分かる。

血族集団を表す「姓」はともかく、ともに暮らす家族集団を表す「氏」を変更することは、
本来の「氏」の概念とは相いれないのである。

いま、日本人が名乗っている名字は「氏」であって「姓」ではない。この認識を誤ると、
かつての朝鮮での「創氏改名」問題もふくめ、多くの誤解を招くことになりかねない。
このことをしっかり認識しておく必要があるだろう。(おおの としあき)

URLリンク(www.sankei.com)

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