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★南シナ海の岩礁変化示す画像に会場から驚きの声
2015年04月08日 11時12分
【ワシントン=飯塚恵子】中国による南シナ海の現状変更に対する懸念は、
米政府はもとより、政界やワシントンの政策研究機関などでも急速に広がっている。
政界では3月19日、共和党重鎮のマケイン上院軍事委員長や民主党のメネンデス
上院前外交委員長らが超党派で、中国の動きに対する深い懸念を示す共同書簡を
ケリー国務長官とカーター国防長官宛てに送った。
書簡では、中国の動きは「この地域の米国の国益だけでなく、国際社会全体に対する挑戦だ」
と指弾し、オバマ政権に対し、南シナ海と東シナ海に関する「包括的戦略が必要だ」と強く求めた。
また、有力政策研究機関「戦略国際問題研究所(CSIS)」では、3月28日に開いた
日米の安全保障専門家を集めた会議で、中国の南シナ海での動きを特別に議論。
CSISが独自に入手した過去1年間の急速な岩礁の変化を示す画像が次々紹介されると、
会場から驚きの声が上がり、対策が急務だとの声が相次いだ。
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
中国は南シナ海にあるスプラトリー(南沙)諸島の少なくとも七つの岩礁で、埋め立て作業と
施設の建設を進めている。そのうち、ガベン礁(南薫礁)では今年1月に撮影された写真から、
人工島の様子が確認された=フィリピン政府関係者提供=。上空から見ても、巨大な施設が
建設されている様子がわかる。(マニラ 向井ゆう子)
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南シナ海を巡る中国と周辺国の動き
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