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★日本代表に佐世保出身の宮本さん ミス・ユニバース「世界に人種問題伝えたい」 [長崎県]
2015年04月07日（最終更新 2015年04月07日 00時11分）
佐世保市出身の宮本エリアナさん（２０）がミス・ユニバース日本代表に選ばれ、
６日、県庁で中村法道知事を訪問した。父親がアメリカ人、母親が日本人の宮本さんは
「人種差別でいじめられた経験があり、世界に人種問題を伝えたい。
日本の良さもアピールしたい」と、１１～１２月ごろに開かれる世界大会への意気込みを語った。
宮本さんは昨年１１月の長崎大会で県代表になり、今年３月の日本大会で各都道府県の
４４人の中から日本代表に選ばれた。県代表が日本代表になるのは２年連続。
中学まで佐世保市で過ごしたという宮本さんは中村知事に「佐世保は生まれ育った街で、
住みやすくて好きです」と笑顔を振りまき、中村知事は「世界大会で佐世保の
ことも自慢してください。県民も応援してます」と激励した。
＝2015/04/07付 西日本新聞朝刊＝
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ミス・ユニバース日本代表に選ばれ、中村法道知事（右）と握手を交わす宮本エリアナさん
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★日本は心と国境の開放を-ミス・ユニバース日本代表の宮本さん
2015/04/07 09:17 JST
（ブルームバーグ）：美と知性、人間性などを競う2015年ミス・ユニバースの日本代表に、
日本人の母親とアフリカ系米国人を父親に持つ宮本エリアナさんが選ばれた。
ハーフの女性がグランプリに輝いたのは初めて。宮本さんは自身の選出が外国人移民に
対する日本の根深い抵抗感が和らいでいる兆しとは受け止めていない。
宮本さんはブルームバーグとのインタビューで、「グローバル化になっていると日本は
アピールしているが、根本的なことがまだできていない。人種に対する問題もそうだ」と語る。
「東京とかであれば少ないかもしれないが、田舎に行けばあまり変わっていない」。
先進国で最速ペースで高齢化が進み、急速に人口が減少しているにもかかわらず、
日本の世論は外国人労働者への対外開放に消極的。こうした世論とは異なる意見を
持つ宮本さんは、「いろいろな国の方たちに来てもらって、いろいろな文化を日本
が共有できたらいい」と話す。
20歳の宮本さんからは、先月の最終選考会で他の43人の候補者を破った時と同じ自信が
あふれ出ている。出身地の長崎県では、肌の色や縮れた髪の毛で差別を受け、選出後
ソーシャルメディアの投稿でも「ハーフもありなんだ。日本代表とは一体何なんだろう」
「がっかりだな」といった批判を浴びたが、宮本さんを支えているのはそうした自信だ。
学校のクラスメートに同じスイミングプールで泳がないでと言われたこともある宮本さん
はこのような反応には驚かない。「批判がなかったら、逆に私が出る意味がなかったん
じゃないかと思う」。宮本さんの表情には少しも辛さは感じられない。「無視はしたくない。
その人たちの考えを変えられるような活動をしたいと思う」と意気込む。(以下略)
URLﾘﾝｸ(www.bloomberg.co.jp)
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