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★台北市、ドームの建設会社を告発へ 日本統治時代の史跡損壊で/台湾
【社会】 2015/04/03 11:11
(台北 3日 中央社)台北市文化局は2日、台北巨蛋(台北ドーム)の建設によって、
同地に隣接している史跡、松山タバコ工場跡(松山文創園区)に被害が出ているとして、
建設などを担当している「遠雄」を告発する方針を明らかにした。
松山タバコ工場跡は日本統治時代の1937(昭和12)年に建てられたもので、
2001年には同市の史跡に認定。現在はデザイン産業などの拠点として活用されている。
だが、台北ドームの建設過程で、地盤の沈下や建物の煙突が傾くなどの被害が続出していた。
台北市文化局は当初、被害が意図的な破壊行為によるものではないことに加えて、
地盤の補強工事を実施するなど、遠雄側が改善を図ろうとする態度を見せていることから、
訴訟は難しいとしていた。
だが、同局は2日、文化部(文化省)などと協議を行い、今後も建設作業によって
史跡が被害を受ける可能性があるとして、告発を決めた。
(顧セン/編集:杉野浩司)
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