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★【本紙前ソウル支局長公判】裁判長「公益性」に焦点促す…大統領側に“配慮”の見方も 次回「引用元」朝鮮日報記者が出廷へ
2015.3.30 19:33
【ソウル=藤本欣也】韓国の朴(パク)槿(ク)恵(ネ)大統領の名誉を毀(き)損(そん)
したとして在宅起訴された産経新聞の加藤達也前ソウル支局長(48)に対する第5回公判が
30日、ソウル中央地裁(李(イ)東(ドン)根(グン)裁判長)で開かれた。李裁判長は、
加藤前支局長のコラムについて「公益性があったのか、誹(ひ)謗(ぼう)目的だったのか」
「言論の自由に則しているか」に争点を移すよう弁護・検察側に求めた。
加藤前支局長は、朴大統領が昨年4月の旅客船沈没事故当日、元側近の鄭(チョン)
ユンフェ氏と会っていたとする噂について、韓国紙、朝鮮日報の記事を引用しながら
コラムで取り上げた。
これに対し鄭氏が「知人と会っていた」と噂を否定。検察側は鄭氏の携帯電話の
通話記録なども基に、加藤前支局長は虚偽の噂を記事にしたと主張してきた。
李裁判長はこの日の公判で、噂に関し「疑いようがないほど虚偽であること」が
証明されているとの判断を示した。裁判長が公判途中に、重要な争点に関する判断を
明らかにするのは異例。「大統領側に配慮したのではないか」(司法関係者)との見方も出ている。
次回公判は4月20日で、加藤前支局長が引用した記事を書いた朝鮮日報記者の証人尋問が行われる予定。
URLリンク(www.sankei.com)
公判のためソウル中央地裁に入る産経新聞ソウル支局の加藤達也前支局長=30日(共同)
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