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★裸の男女のカップケーキに撤去命令、「人種差別的」
2015年03月27日 17:52 発信地:ニース/フランス
【3月27日 AFP】仏ニース(Nice)の裁判所は26日、男女の裸体を模したチョコレートが
のったカップケーキが人種差別的との権利団体らの訴えについて、ケーキを販売している
パティスリーに対し、問題のケーキの陳列を禁止する判断を示した。
問題のケーキはニース近郊グラース(Grasse )のパティスリーが製造・販売しているもので、
ガナッシュが詰められたカップケーキの上に、チョコレートでかたどった「男神」と「女神」
がのっている。このカップケーキを販売するようになってから、すでに15年になるという。
だが、このケーキが人種差別的だとの苦情を住民から受けた仏アフリカ・カリブ系権利
団体連合「CRAN」が今月初め、このカップケーキの禁止を求める訴えを起こしていた。
これをうけ、ニースの裁判所は26日、パティスリーに問題のケーキを
ショーウインドーから撤去するよう命じた。一方でパティスリー側に悪意は
なかったとして、このケーキの製造および販売の継続は認めた。
またグラース市長に対しても、問題のカップケーキの即時撤去をパティスリーに徹底
させるよう求め、撤去の遅れ1日につき500ユーロ(約6万5000円)の罰金を設定した。
さらに市に対し罰金1000ユーロ(約13万円)をCRANに支払うよう命じた。
裁判所は問題のケーキについて、「有色の人物2人をグロテスクでわいせつ」に表現しており、
とりわけアフリカ系の人々の尊厳を傷つけるものだと述べた。
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