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【愛知】「日本人と同じ入試問題は難しいので嫌だ」 高校入試選抜方法の変更で外国の子供支援のNPOらが反発の声 - 暇つぶし2ch1:◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★
15/03/24 16:13:03.09
★「難易度上がる」反発の声 高校入試の外国人生徒選抜方法変更
2015年3月23日

県教委が昨年公表した新しい高校入試制度に、外国人の子を支援する現場では反対の声が上がっている。
「外国人生徒選抜」という特別枠は残りながらも日本人と同じ問題となり、難易度が一気に上がるからだ。
愛知県は日本語指導が必要な外国人児童生徒数が全国最多にもかかわらず、制度が後退しているとの指摘もある。

「これは『きと』と読みます。『かえと』ではないですよ。帰り道のことですね」

二月上旬の平日午後。豊田市の保見団地の集会所で、ブラジル人やフィリピン人の子が高校入試の
模擬問題を解く。NPO法人「トルシーダ」の教科担当、松田章子さん(47)が漢字の
読み間違えに触れながら、国語の問題の答えを解説する。

「外国人生徒選抜は目標の一つ。今の制度でなくなったら、頑張ろうという気持ちすら
そがれてしまう」。同法人代表の伊東浄江(きよえ)さん(57)はため息をつく。

県教委の諮問機関「県公立高校入学者選抜方法協議会議」は、高校入試日程の見直しの一環で、
外国人生徒選抜について議論した。現行制度では、小学校四年以上で来日した外国籍の子で、
日本の中学校を卒業または卒業見込みの子は、外国人生徒選抜を受験できる。
試験は二月で、英語、国語、数学の三教科。日本人向けの問題に比べて容易で、
問題文にはルビ(読み仮名)が付されている。これに面接と内申点を加えて合否を決める。

新制度では、時期が一般入試と同じ三月になり、教科も理科と社会を加えた五教科。
日本人と同じ問題で難しくなる。各校は、最初に三教科の合計得点で採用するかどうかを決める。
特別枠に入れなかった子は、日本人と同じ一般入試で五教科の得点で序列化され、合否が決まる。

現在、外国人生徒選抜は名古屋南(名古屋市)小牧(小牧市)衣台(豊田市)豊橋西(豊橋市)
の四校で実施され、募集人数は「若干名」。県教委高校教育課によると、現行制度での
二〇一一~一五年の合格者数は、四校合計で十六~二十一人で推移している。

県教委は「高校で勉強についていけるかどうかを見るのが入試」という立場。
これに対し、愛知淑徳大非常勤講師の松本一子さん(67)は「母語ならば学年相当の
力がついているのに、日本語が分からないために問題が理解できない。
従来の特別枠の趣旨が引き継がれていない」と指摘し、配慮が必要だとの認識を示す。

外国人生徒選抜をめぐっては、岐阜県は全日制の全校で外国人選抜を実施し、
神奈川県と大阪府はルビつきで試験時間を延長。大阪府は辞書の持ち込みも認めるなど、
言語の理解度ではなく学力の評価を重視する制度になっている。(戸川祐馬)

<新たな高校入試制度>2017年度から実施。全日制普通科の試験時間が各教科5分
長くなり、配点が変わるほか、2月に実施していた推薦入試を3月の一般入試の中に組み込み、
入試日程の短縮化を図る。尾張、三河に二つずつあった群が、尾張第1群、尾張第2群、
三河群の三つとなる-などが柱。

URLリンク(www.chunichi.co.jp)


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