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★【神奈川】災害時、通信手段に 川崎市 公園にWi-Fi設備
2015年3月17日
川崎市とNTT東日本川崎支店は十六日、太陽光パネルを備えた公衆無線LAN
(Wi-Fi)の設備を、広域避難場所である市内三つの公園に整備する協定を結んだ。
インターネットに無料接続でき、災害時の情報通信手段になることが期待される。
同社によると、太陽光を活用したWi-Fi設備について、自治体と協定を結ぶのは全国で初めて。
設置されるのは、御幸(みゆき)(幸区)、稲田(多摩区)、王禅寺ふるさと(麻生区)の三公園。
太陽光パネルと蓄電池を搭載したWi-Fi設備を各公園の管理棟に置く。
晴れている日中であれば太陽光だけで必要な電力を確保できるほか、
蓄電池だけでも三日間ほど稼働でき、災害による停電時にも便利という。
設置場所から半径三十~五十メートルほどの範囲で、パソコンやスマートフォン、
タブレット端末から無料でネット接続ができる。東日本大震災では携帯電話が
通じにくくなったが、Wi-Fiを通じてネットが利用できれば安否確認などにも役立ちそうだ。
市役所で同社と協定書を取り交わした福田紀彦市長は「市民にとっても、
いざという時に役立つ重要なインフラで非常にありがたい」と期待を寄せた。
協定は、同社が持つ通信インフラを活用し、安心・安全で発展的なまちづくりを
目指すことが目的。太陽光を活用したWi-Fi環境の整備のほかに、
市内の小学校でICT(情報通信技術)を使った授業を展開することなどが盛り込まれた。(横井武昭)
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