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★唐津市、新制度の「教育長」に稲葉氏起用へ
2015年03月17日 09時41分
■現職の大塚教育長は辞職へ
唐津市は、４月から新しい教育委員会制度施行と同時に移行し、教育委員長と教育長を
統合した新「教育長」に、九州大学名誉教授で現委員長の稲葉継雄氏（６７）
＝大名小路＝を起用する。１６日、人事案を市議会に提出した。現教育長の大塚稔氏
（６７）は３月末で辞職する。
自治体首長の権限が強化される新教育委員会制度では、常勤の一般職である教育長と、
教育委員会（唐津市は定数５）の一員である非常勤の教育委員長は一本化され、
新教育長は常勤の特別職となる。任期は３年。
稲葉氏は九州大学大学院教育学研究科修了。２００４年に教育学部の学部長、
０６年に九州大韓国研究センター長を務め、１２年３月に退職した。
唐津市教育委員会委員は０６年２月から務め、０７年２月に委員長に就いた。
教育問題の学識者であり、教育委員の豊富な経験から選んだ。
大塚氏は１６年３月まで任期を残す教育委員も辞任する。市関係者によると、
体調不良などを理由に１年近く前から辞職の申し出があったという。
市は後任として浜玉地区青少年育成協議会子ども教室コーディネーター
宮崎美和氏（４５）＝浜玉町＝の選任案を提案した。
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