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★日本時代に建設の“鉄道の病院”が国定古跡に 全区域の保存決まる/台湾
【観光】 2015/03/16 15:27
(台北 16日 中央社)文化部文化資産局は15日、日本統治時代の1935(昭和10)年に
完成した台湾鉄路管理局の車両基地「台北機廠」を国定古跡として登録する方針を固めた。
基地の全区域が保存される。
台北市の産業や文化、交通などの発展に大きな影響を与えた同基地は長らく“鉄道の病院”
として親しまれていたが、台湾高速鉄路(新幹線)の延伸工事により、2011年から段階的に
富岡機廠(桃園市)へ移転。当初の計画では一部を除いて再開発される予定だった。
国定古跡登録の決定を受け、文化部の洪孟啓部長は長期的な保存や施設の再利用に関して
交通部や台北市などと協議する考えを示している。保存を訴えていた市民からは
鉄道博物館としての整備を求める声が上がっており、実現が可能かどうかを含めて
検討するという。 (鄭景ブン/編集:齊藤啓介)
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