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★「道徳」新指導要領案に6000件の意見
3月13日 13時00分
「特別の教科」となる「道徳」の指導内容を定めた新しい学習指導要領の案について
文部科学省が一般から意見を募った結果、およそ6000件の意見が寄せられました。
文部科学省は「道徳」を「特別の教科」と位置づけ、国の検定を受けた教科書を
導入して記述式で評価を行うことを決めていて、先月、教育目標や指導内容を定めた
新しい学習指導要領の案を示し、一般から意見を募集していました。
文部科学省によりますと、今月5日までの30日間に5993件の意見が寄せられた
ということです。この中には、「大切な価値を家庭や地域で教えることが難しく
なっており、学校で教科として教えることは賛成だ」とか、「教科にすることで
教師が道徳に重点を置き、子どもとともに学んでいくことが必要だ」などと、
新しい学習指導要領に肯定的な意見があったということです。
一方で、「検定教科書や評価の導入で、『大人が期待するよい子』や『愛国心』
など一定の価値観の押しつけにつながる」とか、「戦前の道徳教育への反省が
なければ国の考え方を子どもに植え付ける危険性が極めて高い」といった
否定的な意見もあったということです。
文部科学省はこうした意見を踏まえて今月中にも新しい学習指導要領を告示し、
平成30年度から道徳を「特別の教科」にすることを目指しています。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)