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★東京都心オフィス空室率、2月は5.31%に低下 改善は20カ月連続
2015/3/12 11:38
オフィス仲介の三鬼商事(東京・中央)が12日まとめた2月末時点の東京都心5区
(千代田、中央、港、新宿、渋谷)のオフィス空室率は前月末比0.05ポイント低下の
5.31%と、2009年1月(4.93%)以来6年1カ月ぶりの低水準となった。
改善は20カ月連続で、本格的な賃料引き上げの目安とされる5%台を6カ月続けて維持した。
企業収益の好転に伴い、業容拡大によるオフィス拡張の動きが引き続き活発だ。
2月は大型解約が少なかった一方で、昨年6月に完成した千代田区の超高層ビルで
サムスン電子日本法人などの大型成約が相次ぐなどした。
2月はNTT都市開発(8933)などが品川駅前で手がける大規模オフィスビルが竣工した。
15年に供給される大規模オフィスビルの目玉の一つとされているものの、
空室が若干残っているとみられ、空室率全体の改善は小幅にとどまった。
都心5区のオフィス平均賃料は3.3平方メートルあたり1万7167円と、
前月末より0.34%(58円)上がった。上昇は14カ月連続。既存ビルの賃料
が13カ月連続で上昇するなど、賃料相場は底堅く推移した。
大阪ビジネス地区の空室率は0.26ポイント上昇の8.24%、名古屋ビジネス地区は
0.08ポイント低下の7.36%だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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