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★【東日本大震災4年】両陛下、終わりなき「お見舞いの旅」 13日から宮城ご訪問
2015.3.12 06:00
天皇、皇后両陛下は、東日本大震災の発生から4年の月日が流れても、被災地に変わらぬ
思いを寄せ続けられている。発生1カ月後に千葉県旭市を訪問したのを皮切りに、
被災地に直接足を運ばれたのは11回を数える。13日からは4回目となる宮城県
ご訪問が予定されており、「お見舞いの旅」に終わりはない。
「お店が良い発展をするよう願っています」。両陛下は昨年7月、宮城県南三陸町を
3年3カ月ぶりに再訪し、仮設商店街で店主らを励まされた。前回はヘリコプターで
上空から津波の生々しい爪痕を目にしていたこともあり、復興に向けた動きを感慨
深く受け止められたご様子だった。
同年9月に青森県八戸市を初めて訪問されたお姿には、被災地に等しく思いを寄せ、
一カ所でも多くの現場、一人でも多くの被災者を見舞いたいというお気持ちが
強く表れていた。
八戸市では2人の死者・行方不明者を出し、国内有数の漁港の八戸港も防波堤の半分
ほどが壊れたものの、岩手、宮城、福島の被災3県に比べて被害が見過ごされがちだった。
ご公務での訪問がかなわない中、私的ご旅行という形でそれを実現されたのだ。
13日からは宮城県の岩沼市、名取市、そして最大の犠牲者を出した石巻市を初めて訪問される。
震災直後に始めた節電でのご生活を今も心がけており、ご公務を電力消費が激しい宮殿から
お住まいの御所に変更して行われることも少なくない。国民とともに苦難を受け止められる
ご決意がうかがえる。
11日の追悼式のお言葉にも、改めてその思いを込められた。
「依然として被災した人々を取り巻く状況は厳しく、これからも国民皆が心を一つにして
寄り添っていくことが大切と思います」
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