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★【衝撃事件の核心】「自分は曲がったことが嫌い」法廷で〝正義〟貫いた放火男…キレた裁判官「視野狭く身勝手」と一刀両断
2015.3.11 11:00
大手スポーツクラブに放火し、現住建造物等放火などの罪に問われた男(60)の裁判員裁判が2月、
大阪地裁であった。男はスポーツクラブの孫請け業者に雇われ、清掃員として長年勤務。
待遇改善を聞き入れず退職に追い込んだ雇用主への逆恨みから犯行に及んだという。
すべての罪を認めて有罪判決が言い渡されたが、公判では自らの性格を「曲がったことが嫌い」と評し、
いかに雇用主の対応がひどかったかを強調してみせた。とはいえ、実際に被害を受けたのは雇用主でなく
スポーツクラブという理不尽な話。1億2千万円以上という被害額を「弁償できない」と口走ると、
さすがの裁判長もその無責任ぶりにキレた。
・なぜか自信に満ちた態度
証言台に立った丸刈りの男は、起訴状に対する認否を問われ、「間違いございません」とはきはきした口調で答えた。
放火という重罪を犯したとは思えぬ自信に満ちた態度。その印象は公判の間、ずっと付きまとった。
起訴状などによると、男は平成26年6月13日午前4時40分ごろ、大阪市都島区の大手スポーツクラブに侵入。
カフェコーナーのカーテンにライター用オイルを散布して着火するなどして放火し、クラブ1階の106平方メートルを
焼損させた。クラブは7階建てビルで、6階部分には元同僚だった清掃員4人がいたが、すぐに逃げ出して無事だった。
検察側の冒頭陳述では、男が放火に至った経緯が明かされた。
男はスポーツクラブの孫請け業者だった清掃会社に平成17(2005)年から勤務。
営業時間外の未明から早朝にかけてクラブ内を清掃する業務だった。
給与や有給休暇などの待遇改善を求めたが、26年5月、雇用主側から「辞めたらどうや」と言われ退職。
以降、雇用主への憤懣(ふんまん)を抑えきれず、「仕返ししたい」と考えついたのが、
雇用主の大口取引先であるスポーツクラブに対する放火だった。
「放火すれば取引の打ち切りなどで(雇用主側に)打撃を与えられるのではないか」
退職から約1カ月後、持ち金もほぼ尽きた時点で放火。犯行から約5分後に近所の交番に
「スポーツクラブを燃やしてきた」と自首した。すぐに消火され人的被害もなかったが、
スポーツクラブは11日間の休業に追い込まれた。
・待遇改善要求…冗舌に語る
「多少気は短いが、理不尽なことは許せない。曲がったことが嫌いで、(けんかでも)自分から
手を出したことはない。仕事は真面目にやっていた」
弁護側の被告人質問に対し、男は自身を人並み以上の「正義感」を持つ人物であるかのように分析した。
なぜ放火したのかと質問されると、男は放火の原因となった待遇改善の要求について、
詳細な数字を並べ立てて冗舌に語り始めた。
男の供述によれば、当初はスポーツクラブに時給930円で直接雇用され、時給の深夜割り増し付き。
17年4月から孫請け企業に移籍することになったが、提示された時給は30円少ない900円だった。
「話が違う」と抵抗し、雇用主と複数回の交渉を経て時給は1100円となった。さらに25年4月以降、
「何年たっても時給が上がらない。このままでは新人が居着かず、人が回らない」と賃上げ要求を開始。
同6月には100円の時給アップを勝ち取った。
これに乗じて時給の深夜割り増しの要求も始めた。26年5月11日、雇用主側との話し合いには、
同僚の清掃員4~5人が集まった。しかし、雇用主としては当初の1100円という時給には深夜割り増しが
含まれているという認識だった。男は「深夜割り増しが付いているという説明は一切ない」と主張したのに対し、
雇用主側は言い放った。
「そこまで言うんやったら、辞めたらどうや」
用意された退職願が目の前に出された。逆上した男は「そこまでするか」と思いながらサインして立ち去った。
収入は途絶えた。5日後、コンビニでライター用オイルを購入した。
>>2へ続く
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