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★裁判官国民審査、放置などで4万6000票不足
2015年03月09日 10時10分
昨年12月に衆院選と同時に行われた最高裁裁判官の国民審査で、投票用紙の交付数に対し、
実際に投じられた票数が全国で約4万6000票も不足していたことが総務省の集計でわかった。
衆院選小選挙区と比べると26倍の多さで、2000年以降の他の国民審査でも
約7万~5万票が足りず、不足票の大量発生が常態化している。関心の低さなどから
票の持ち帰りや放置が多いとみられ、専門家からは制度の改善を求める声が上がっている。
総務省によると、昨年12月14日投開票の国民審査では、投票用紙の交付数
(投票者数=5285万9857人)よりも、投票された票数(投票総数=5281万3878票)
が全国で計4万5979票も足りなかった。同日実施の衆院選小選挙区の不足票は、
全国で計1735票だった。
2000~12年の5回の国民審査でも、7万7903~5万2254票の不足票が発生している。
国民審査は、用紙に審査対象の裁判官の氏名が印字され、ふさわしくないと思う人物に「×」を
付ける手法。昨年の審査で不足票の数が全国最多(6594票)だった東京都選管の担当者は
「裁判官をよく知らないのに『×』をつけられず、かといって全員を白紙で信任するわけにもいかない。
困って持ち帰ったり、用紙を記載台に置いていったりする人が多いようだ」と推測している。
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