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★韓国“米大使襲撃”で責任逃れ 親北テロ強調…「自分たちが被害者」と主張
2015.03.07
リッパート駐韓米大使(42)がソウルで襲撃された事件で、韓国政府や与党などの保守派は、
北朝鮮に追従する「従北勢力」による事件と断定し、米韓の関係回復に躍起だ。
北朝鮮政策をめぐって与野党が対立を深める様相もみせている。シャーマン米国務次官の
発言で米韓関係がぎくしゃくしていた時期だったが、米韓の問題は棚上げ状態に。
警備体制の不備を含め、韓国政府の責任転嫁ともとれる姿勢が目立っている。
韓国警察は6日、現行犯逮捕した政治団体代表の金基宗(キム・ギジョン)容疑者(54)
の容疑を傷害から殺人未遂などに切り替えて逮捕した。
警察によると、金容疑者は1999年~2007年に計7回訪朝。11年12月には同月
死去した金正日総書記の焼香所設置をソウル中心部で試みていたことから、
北朝鮮寄りの思想が過激な反米行動につながった可能性について慎重に調べる。
大統領府、政府、与党の6日の合同会議では、「従北勢力」による事件との見方で一致。
事件は、北朝鮮政策をめぐって、政争の具となる様相も呈している。
与党などの保守派は、「親北朝鮮勢力が起こした事件だ」と非難し、
南北統一に積極的な進歩派の野党に攻勢をかけ始めている。保守派の市民団体も
同調するように、従北勢力を糾弾する集会を開いている。
保守系メディアも、親北勢力によるテロとの見方を強調。中央日報の日本版サイト
(6日付)は「駐韓米国大使へのテロは大韓民国に対するテロだ」という見出しの社説を載せた。
韓国情勢に詳しいジャーナリストの室谷克実氏は、「北によるテロだと強調し、われわれは
被害者なんだと主張する。政権与党側は、この状態を利用し、従北派を排除してしまおう
という狙いもあるのだろう。米国との問題はなかったと持っていきたいのだ。大使への
謝罪もなく、自分たちが被害者だと主張する姿勢は、韓国典型の情報操作だ」と指摘する。
前代未聞の凶行を未然に防げなかった反省はどこにいったのか…。
URLリンク(www.zakzak.co.jp)
★米大使テロ:金容疑者、野党議員の協力得て国会で活動
記事入力 : 2015/03/07 09:05
マーク・リッパート駐韓米国大使を襲撃した金基宗(キム・ギジョン)容疑者は、
つい最近まで野党議員たちの協力を得て国会で活動していたことが分かった。
関係する議員たちは6日「仕方がなかった」「私とは関係ないことだ」などと釈明に追われた。
金容疑者は昨年12月18日、国会図書館の講堂で、自ら代表を務める「ウリマダン
(私たちの庭の意)統一文化研究所」の第9回学術大会を開催した。国会の施設は規則上、
国会議員だけが借りることができる。市民団体が討論会や記者会見などを行う際には、
国会議員が申請しなければならない。問題の日は野党・新政治民主連合のキム・ギョンヒョプ
議員が協力していた。キム議員と金基宗容疑者は成均館大学の先輩・後輩の関係にある。
キム議員側の関係者は「金基宗容疑者は普段、突出した行動が多いため、議員たちの間では
忌避していた。だが、当時予定されていた別の討論会が中止になり、そのことを知った
金容疑者が協力を求めてきたため、講堂の使用を申請した」と話した。
また、金容疑者は2012年9月、国会議員会館の会議室で、新政治連合の文炳浩(ムン・ビョンホ)
議員と「西海岸(黄海沿岸)での南北の和解・協力に向けて」と題する討論会を開催したという
内容を自分のブログにつづった。この日、会場となった会議室は文議員が「議員の講義」
という名目で借りられていたことが分かった。だが、文議員側の関係者は「金容疑者に
貸した記憶はない」と話した。 >>2へ続く
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