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★自衛隊に「好印象」92%で過去最高
2015.3.7 17:37
内閣府が7日発表した「自衛隊・防衛問題に関する世論調査」で、自衛隊に好印象を
持つ回答が92・2%に達し、昭和44年の調査開始以来、過去最高となった。
東日本大震災での献身的な救援活動などで、存在が改めて評価された前回調査
(平成24年1月)の91・7%をさらに上回った。
自衛隊の印象について「良い」は41・4%で、「どちらかといえば良い」(50・8%)
と合わせると92・2%が好印象を持っていることが判明。「どちらかといえば悪い」
「悪い」は計4・8%にすぎなかった。
自衛隊の存在目的では災害派遣が81・9%と最も高く、今回初めて質問項目となった
「(島(とう)嶼(しょ)部防衛など)国の安全確保」が74・3%で続いた。
国内の治安維持は52・8%、国際平和協力活動への取り組みは42・1%だった。
背景には、75・5%の人が日本が戦争に巻き込まれる危険性を感じており、
中国の軍事的脅威を挙げる人も14・5ポイント増の60・5%に急増している
ことなどがありそうだ。
日本が外国に侵略された場合の対応では、「何らかの方法で自衛隊を支援」(56・8%)、
「武力によらない抵抗」(19・5%)、「自衛隊に参加して戦う」(6・8%)と続いた。
また、国を守る意識を高めるため、教育現場で取り上げるべきだとする回答は72・3%に上った。
調査は1月8~18日に全国の成人男女3000人を対象に個別面接方式で実施した。
有効回収率は56%で、昭和44年から3年ごとに行っている。
URLリンク(www.sankei.com)