15/03/05 11:44:56.23
★中国国防費 １０．１％の増加
3月5日 9時18分
中国政府はことしの予算案を５日明らかにし、国防費は８８６９億人民元
（日本円でおよそ１７兆円）で、去年の執行額と比べて１０．１％増え、
二桁の高い伸び率となりました。
中国政府は、５日開会の全人代＝全国人民代表大会で審議されることしの予算案を明らかにしました。
このうち、ことしの国防費の予算は、中央政府分だけで８８６８億９８００万人民元
（日本円でおよそ１７兆円）で、去年に比べて１０．１％増え、二桁の高い伸び率となりました。
中国の国防費は１９８９年以降、２０１０年を除いて毎年二桁の伸びを記録しています。
中国の国防費はアメリカに次いで世界第２位の規模で、ことしの予算案は２０１４年度の
日本の防衛関連予算、およそ４兆９０００億円の３．５倍に当たります。
国防費の大幅な増加について４日、全人代の傅瑩報道官は、「装備の研究開発は大部分は
自国で行い、場合によっては一から行わなければならない。中国の国防政策は防御的なものだ」
と説明しています。
ただ中国政府は国防費の内訳を公表していないほか、実際には軍が行う研究開発や宇宙開発に
かかる費用などが、公表される国防費とは別枠になっているとみられるなど、
透明性は不十分だという国際社会の懸念の声も上がっています。
URLﾘﾝｸ(www3.nhk.or.jp)
★米 中国国防費で透明性確保など求める
3月5日 10時41分
中国のことしの国防費が去年と比べて１０％前後増え、引き続き高い伸び率となることについて、
アメリカ政府は中国に対し、透明性を確保するとともに軍事力の向上を地域の平和と安定の
ために活用するよう求めました。
中国の全人代＝全国人民代表大会の傅瑩報道官は、４日、ことしの予算案に計上される
国防費が去年より１０％前後増え、引き続き高い伸び率となることを明らかにしました。
これについて、アメリカ国務省のハーフ副報道官は４日の記者会見で、
「中国に対し、軍事力をより透明性をもって公開するとともに、アジア太平洋地域の平和と
安定の維持のために活用するよう促していく」と述べ、透明性を高めるよう求めました。
一方でハーフ副報道官は「われわれはしっかりとした対話を通じて、軍どうしの関係の構築も
目指している」と述べ、両国の軍どうしの信頼醸成を進めていく考えを強調しました。
アメリカでは、自国の国防費が伸び悩むなか、増額を続ける中国との差が急速に縮まって
いることに懸念が強まっており、軍事力のバランスが崩れ、不測の事態が起こることを
避けるためにも、軍どうしの交流を増やそうとしています。
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