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★【和歌山「正論」懇話会】「日中友好を信じた時代は終わった」 キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦氏が講演
2015.3.3 19:41
和歌山「正論」懇話会の第79回講演会が3日、和歌山市のホテルアバローム紀の国で開かれ、
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹の宮家邦彦氏が「戦後七十年 問われる日本外交の
情報発信力」と題して講演した。
宮家氏は過激組織「イスラム国」について、「テロがグローバル化してしまった。
日本が情報発信しても相手はテロリスト」と指摘。「中東の一地域の憎悪や不満が
リアルタイムで世界中の潜在的なテロリストに共有される時代だ」と述べたうえで、
対外諜報機関の設置などの重要性を訴えた。
また、中国の台頭や尖閣諸島(沖縄県石垣市)について「中国は力による現状の
変更をしようとしているが、日本は受け入れられない」と指摘。「日中友好を
信じた時代は終わった。尖閣の問題は〝持病〟のようにして付き合い、
爆破させなければいい。日本が現状を維持するための政策実現の手段として、
情報発信が必要だ」と述べた。
そのうえで「国際政治をやるときには今の価値で戦い、伝統を普遍的価値で
説明できないといけない。日本が生き残るためには保守も進化しないと行けない」と強調した。
URLリンク(www.sankei.com)