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★40年ぶりに不適切教材排除へ通知 「イスラム国」画像、「『日本』海(東海)」地図… 文科省きょう発出
2015.3.4 05:07
イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」関連の画像や「『日本』海(東海)」と表記した
地図など、全国の小中高校で不適切な補助教材が使われる事例が相次いでいることを受け、
文部科学省が補助教材の適正な取り扱いを求める通知を出すことが3日、関係者への取材で
分かった。不適切教材の排除を図る一方、指導効果の高い教材使用を促すのが狙い。
補助教材に関する通知が出されるのは40年ぶり。4日に全国の教育委員会に発出する。
補助教材は副読本や問題集などのほか、視聴覚教材や新聞、プリント類などで、
市販、自作を問わず学校教育法で有益適切なものは使用が認められている。
学校現場で使用される教科書は、文科省の検定制度により不適切な記述や表現が排除
されてきたが、個々の教員が作成、使用する補助教材については昭和49年に出された
通知で、教育関連法令や子供の発達段階に即していることのほか、特に政治や宗教に関し
、特定の思想や題材に偏らないよう示されていただけだった。
このため、今回の通知では、多様な見方や考え方のできる事柄や未確定な事柄を
取り上げる場合には「特定の事柄を強調しすぎたり、一面的な見解を十分な配慮なく
取り上げたりするなど、特定の見方や考え方に偏った取り扱いとならないこと」と、
留意範囲を幅広く設定した。その上で、教育委員会や校長に管理の徹底を求めている。
一方、指導効果の高い補助教材も数多く作成、使用されている実態もあることから
「教育的見地からみて有益適切な補助教材を有効に活用することが重要」とも明記した。
文科省幹部は「通知を機に有益な補助教材作成や使用を積極的に進めてほしい」としている。
補助教材をめぐっては昨年10月、東京都武蔵野市の市立中学で、日本海を
「『日本』海(東海)」と韓国が強く主張する呼称を表記した地図プリントが使われていた
ことが発覚したほか、最近では栃木や三重などの小中学校でイスラム国に殺害されたとされる
日本人の遺体の画像を見せる事例が相次ぎ、体調不良を訴える児童・生徒も出た。
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