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★艦首“菊の紋章”や機雷回避装置…「武蔵」原形で眠る可能性も 「発見した」とMS共同創業者ツイッター
2015.3.3 15:00
世界最大の戦艦「大和型」の2番艦として建造され、昭和19(1944)年10月に
レイテ沖海戦でシブヤン海に沈んだ旧日本海軍の戦艦「武蔵」(全長263メートル、
6万9100トン)ついに発見-。見つけたのは米ソフトウエア会社Microsoftの
共同創業者ポール・アレン氏で、3日に自身のTwitterで発表した。
・70年ぶり、写真に「開」と記されたバルブ…1番艦「大和」は爆沈、バラバラ
アレン氏によると、武蔵を発見したのは同氏所有の豪華ヨット「オクトパス号」で、
深海約1000メートルの地点で発見、艦首の菊の紋章や巨大な錨(いかり)も発見
したとしている。アレン氏が公開した写真には、御紋章とみられる木製部品が写って
いるほか、艦首フェアリーダーやムアリングパイプ(いずれもロープや鎖を通す係船器具)、
磁気機雷避けの舷側消磁電路などがみられ、別の写真では「開」などと記されたバルブが
はっきりと確認できる。
武蔵が沈んだレイテ沖海戦は、日本側では「捷一号作戦」と呼ばれる作戦。フィリピン
周辺海域で1944年10月23日~25日にかけて日米海軍が激突した。海戦としては
シブヤン海海戦、サマール島沖海戦、スリガオ海峡海戦、エンガノ岬沖海戦の4つの局面
からなる。瑞鶴などわずかに残った空母艦隊を囮(おとり)として米空母部隊を引きつけ、
その間に戦艦部隊がレイテ湾に突入、米戦艦部隊と輸送船や上陸部隊を攻撃するという
ものだったが、いわゆる「栗田艦隊の謎の反転」でレイテ湾突入には至らず、空母艦隊は壊滅。
戦艦部隊も武蔵が魚雷約20本、爆弾多数を受け沈没するなど損失が多く、この海戦以降、
日本海軍は大規模かつ組織的作戦が不可能となった。
武蔵の沈没地点はこれまでおおよその位置が特定されていたが、発見には至らなかった。
同型艦の大和は弾薬庫に引火、爆発して四散した状態で海底に沈んでいるのが確認されている。
また米国では空母ヨークタウンがほぼ原形をとどめた姿で沈没しているのが発見され、
米ナショナルジオグラフィック誌で特集されたこともある。
URLリンク(www.sankei.com)
「武蔵を発見した」とするポール・アレン氏のツイッター(URLリンク(twitter.com))
URLリンク(www.sankei.com)
ポール・アレン氏が公表した「武蔵」の画像。バルブに「開」の文字が見える
URLリンク(www.sankei.com)