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★菅直人氏 国産原発のイギリス建設について「極めて問題」
2015年03月02日 16時16分 提供：アメーバニュース/政治・社会
国際的環境団体の招きによりヨーロッパを訪問していた菅直人元首相が2月28日、
訪問先のイギリス・ウエールズの原発建設予定地についてブログで言及。
現地で計画されている国産原発の安全性を疑問視している。
菅氏は2月23日から28日までフランスのパリやイギリスのウエールズなどを訪問。
パリでは、「福島原発事故から何を学ぶか」というテーマの会合に参加して、
福島原発事故に直面した体験を語り、ウエールズでは、日立の原発建設予定地を訪問した。
ウエールズの現地議会に出席した菅氏は、原発を推進するコンサルタントが同席するなか、
福島原発事故時に250キロ圏内から5千万人の避難の可能性が専門家から提示されたこと、
さらに現在全ての原発が停止していることなどを述べ、「福島原発の幾つかを建設した
日立が安全と言って外国で原発を建設することは倫理にも反している」と語った。
そして28日には改めてブログで、
「少なくとも日本国内では日立が建設した原発を含め、現在まで原子力規制委員会は再稼働を認めていない」
「日本の原発メーカが日本の規制当局が安全と確認していないのに、外国で安全と言って建設するのは極めて問題」
と、現地の計画に反対する姿勢を明らかにしている。
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