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★企業の約40% 「正社員不足感じる」
3月2日 4時16分
雇用情勢の改善傾向が続くなか、企業の40%近くが正社員の不足を感じているという
調査結果がまとまり、調査した会社では、特に専門的な知識や技能を必要とする業種で
人手不足感が強まっていると指摘しています。
これは、民間の信用調査会社「帝国データバンク」がことし1月、全国の2万社余りの
企業を対象に行った調査で、中小企業を中心に1万794社から回答を得ました。
それによりますと、正社員の人手が不足しているかどうかを尋ねたところ、
▽「適正だ」という回答が49%だった一方で、▽「不足だ」と答えた企業は37%と、
▽「過剰だ」とした企業の12%を大きく上回りました。
業種別で、人手が不足しているとした割合が高いのは、▽「情報サービス業」が59%
で最も高く、次いで▽「建設業」で54%、▽「医薬品・日用雑貨品小売業」で53%
などとなっています。
調査した会社は、IT関連など専門的な知識や技能を必要とする業種で人手不足感が
強いとしたうえで、「情報サービスや建設などでは仕事の依頼があっても人手不足で
断っているという企業も出てきている。こうした状況が広がれば景気の回復が進まない
ことも懸念される」と話しています。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)