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★唐津市、ウォーキング事業に新規予算
2015年02月27日
唐津市は2015年度一般会計当初予算案に、韓国発祥のウォーキングスポーツ「オルレ」で
観光客を呼び込むための事業費約400万円を初めて計上した。市議会で可決されれば、
国内や韓国の旅行会社などへのPR活動などを始める。同市内ではオルレに加え、
ウォーキングイベントが多数開かれており、市は「スポーツという付加価値を持つ観光の
主力に育てたい」としている。(大泉泰)
オルレは韓国語で「家に通じる細い道」という意味。済州チェジュ島発祥で、自然道を歩きながら、
その土地の風土や歴史に親しむスポーツだ。九州観光推進機構(福岡市)はこれまでに、
九州内で、唐津市を含む15コースを認定し、「九州オルレ」として売り出している。
県内では、武雄、嬉野両市のコースも認定されている。
唐津市観光課によると、同市内の認定コースは、名護屋城やその周辺の陣跡などを巡る
11・2キロ。山や海沿いの景観が素晴らしく、これまで歩いた人々の満足度も高いという。
一方、同機構が昨年8~11月に行った調査(当時は12コース)では、訪問者数は
1860人で7番目にとどまっており、認知度不足が課題となっている。
このため、市は知名度アップに向け、予算案に関連事業費を計上。予算案が可決されれば、
韓国語のパンフレットを作ったり、市職員らが韓国の旅行会社を訪問したりして、
コースの魅力をPRする方針だ。福岡市に到着する韓国からの定期船の客向けに、
コースまでの直行バスを走らせる社会実験も行う。
オルレ以外のウォーキングイベントも人気がある。唐津観光協会は3月21、22日、
恒例のウォーキングイベントを実施する。毎年、北海道や沖縄県など全国から愛好家が集まるイベントだ。
同協会の新あらた和文さん(48)は「魅力あふれるコースなので、県内の人にも参加してほしい」
と呼び掛けている。
「唐津城や虹の松原はもちろん、滝や棚田など、歴史や自然を感じられるスポットが多い」。
県ウォーキング協会の藤山信恵事務局長もこう強調する。
市観光課の佐々木正司課長は「オルレを中心に市内のウォーキングコースの魅力をもっとPRし、
歴史やスポーツなどの要素を加えた新たな観光資源に育てたい」と話している。
【3月中に予定されている唐津市内のウォーキングイベント】
(以下略)
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