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★【衝撃事件の核心】「○朝日×読売×産経×毎日」公衆便所に落書き…朝日批判に激怒した男の〝反省〟
2015.2.26 11:00
「○朝日×読売×産経×毎日」-。昨年夏以降、朝日新聞の慰安婦報道に対する批判が高まるのに
危機感を覚え、朝日新聞を応援・擁護する文言をトイレの壁に書いたとして、建造物損壊の罪に
問われた大阪府豊中市の男(50)の公判が2月、大阪地裁で開かれ、執行猶予付き有罪判決が
言い渡された。男は約2カ月にわたり約10回の落書きを繰り返した末に逮捕されたが、
公判では起訴内容を認め、「本当にばかなことをした」とすっかり反省した様子だった。
ただ、朝日新聞を応援・擁護する姿勢は変わらず、今後は「何か言いたくなったら新聞に
投書したい」と強調した。
・広告見てイライラ頂点に
昨年10月1日、男はアルバイト先から帰宅する途中、電車の中吊り広告に朝日新聞に
批判的な内容が書かれているのを見つけた。
「まだバッシングしているのか」
朝日新聞に対する〝侮辱〟と受け止めた男の「イライラ」は頂点に達した。
「今日も落書きしてやろう」
電車を降りると、大阪府吹田市の公園に向かい、男子トイレの個室へ。油性マジックペンを取り出し、
個室の壁面に「自分の意見」を落書きしていった。
「○朝日×読売×産経×毎日」
「(電力会社や大手製薬会社、鉄道会社、ブラック企業と指摘される飲食チェーンなどを挙げ)人殺し」
検察側によると、前者の落書きは朝日以外の新聞は認めないという内容とみられる。
後者は朝日新聞が社説などで批判的に報じた企業を「人殺し」という過激な表現で一括りに批判した内容のようだ。
犯行を終えた男はトイレを出て帰路についたが、公園近くの歩道を歩いていると、
後方から追いかけてきた人物に突然呼び止められた。
その人物は、落書き犯をマークして張り込んでいた吹田署員。
男がトイレを出た直後、新たに落書きされているのを確認した上で追尾してきたのだ。
署員は建造物損壊容疑で男を現行犯逮捕した。
・消されては書き…10回も
「公園のトイレに落書きするのは違法と分かっていました」
「違法と分かっていたが、自分の意見を述べることしか頭になかった」
2月5日、大阪地裁の法廷。男は証言台の前で起訴内容を認めると、弁護側の質問に淡々と反省の言葉を述べた。
検察側の冒頭陳述などによると、男は短大卒業後、食品製造会社に就職。2カ月ほどで辞めた後は清掃の
アルバイトなどを続けていた。婚姻歴はなく、父親と2人暮らしだった。自宅では幼いころから朝日新聞を購読していた。
前科前歴もない男に転機が訪れたのは昨年8月上旬。朝日新聞に掲載された過去の慰安婦報道の検証記事が
きっかけだった。記事では、20年以上前から捏造(ねつぞう)との指摘があった「吉田証言」についての
誤りをようやく認めたが、訂正や謝罪には言及しておらず、他の多くのマスコミから一斉に批判を受けた。
「なぜ朝日新聞だけが悪口を言われなければならないのか」
憤った男は8月中旬、自宅に近い吹田市の公園に向かい、公衆トイレの壁に落書きを始めた。
「朝日バンザイ」「日米同盟解消」…。自らの意見をトイレの壁を通じて多くの市民に知ってもらうつもりだった。
だが、公園を管理する吹田市側としては、単に迷惑な落書きに過ぎない。担当者が落書きを確認するとすぐに消去した。
男は「せっかく書いたのに消された。もっと(自分の意見を)知ってもらいたい」と再びトイレの壁に
自らの意見を落書きした。市側は「落書きは犯罪です。落書きはやめましょう」という張り紙を
トイレにはって警告したが、男は逮捕されるまで約10回も落書きを繰り返した。
消しては落書きされるいたちごっこに業を煮やした市側は、ついに警察に被害届を出した。
>>2へ続く
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