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★【ニッポンの新常識】「自称平和運動家」は“平和ボケ” 無責任な発言や行動を軽蔑する
2015.02.25
日本の「自称平和運動家」が皮肉のつもりで、「米国人は戦争が好きだから…」などと言うことがある。
完全に「平和ボケ」である。無知と曲解にあきれるしかない。
彼らが愛してやまない日本国憲法第9条は、強すぎた旧日本軍にGHQ(連合国総司令部)が
科した宮刑(きゅうけい=去勢する刑罰)である。後に過ちが修正されて自衛隊が創設されたが、
国の規模に比べると人員が少ない。自衛官の知人が1人もいない日本人は多いと思う。
加えて、日本は軍事に関する教育や報道に偏向がある。
だから米国人の方が軍隊や戦争を身近に感じていることは確実だ。
私の父と伯父は朝鮮戦争時に徴兵され、20代の数年を軍人として過ごした。
父が最前線に派遣され、戦死していたら私はこの世に生まれていない。
私自身は軍隊を経験していないが、18歳の時に徴兵の登録を行った。抽選結果と戦況次第では、
1971年に宣教師として初来日する代わりに、兵士としてベトナム戦争に参加していた。
戦死、あるいは手や足を失って帰還した先輩は何人もいた。ジャングルで戦う自分の姿は想像
できなかったが、「もし、抽選で選ばれたら、精いっぱい戦うしかない」と考えていた。
24歳の時には、沖縄の在日米軍嘉手納基地に半年間住んだ経験がある。
義弟は陸軍に入り3年間は沖縄勤務だった。現在も親戚には複数の現役軍人がいる。
友人や、その子供が軍人になったケースは数えきれない。
つまり米国人にとって軍隊とは、家族や友人の集合体なのだ。戦争になれば家族や友人が戦地に赴き、
悲惨な体験をしたり、死ぬかもしれない。米国人が戦争を好きになれるはずがない。
例えば、フランクリン・ルーズベルト大統領は第2次世界大戦への参戦を望んでいた。
しかし、米世論はそれを許さなかった。だからこそ彼は日本を執拗に挑発し、真珠湾の先制攻撃へと
追い込んだ。米国人も日本人も彼にだまされたのだ。そして今でも、だまされたままの国民が日米双方に多い。
ところで軍人とは、祖国や国民を守るためなら自分の命を危険にさらす覚悟を持った、尊い存在である。
だから米国人は誰もが軍人を尊敬し、感謝する。子供たちは単純にカッコいいと憧れる。
ところが、日本の「自称平和運動家」には、自衛官や在日米軍軍人への尊敬や感謝がない。
自衛隊と在日米軍がなければ、日本に敵意と侵略意思を抱く某国は、明日にも空爆や
海岸線侵攻を始めるかもしれない。
自分たちの生活が軍隊の抑止力で守られている現実を「自称平和運動家」は認めない。
彼らの言動が日本を危機にさらし、他国を利する行為だと理解できないのか。
いや、それこそが彼らの真の狙いだと疑っている。
私は「自称平和運動家」の無責任な発言や行動を軽蔑し、激しく非難する。
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