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★皇太子さま55歳 戦後70年「歴史への認識、深めることが大切」
2015.2.23 05:00
皇太子さまは23日、55歳の誕生日を迎えられた。これに先立ち東宮御所で宮内記者会と記者会見し、
今年で戦後70年を迎えたことを踏まえ、「戦争の惨禍を再び繰り返すことのないよう過去の
歴史に対する認識を深め、平和を愛する心を育んでいくことが大切ではないか」と述べられた。
皇太子さまは、「戦争の記憶が薄れようとしている」とした上で、「悲惨な体験や日本がたどった
歴史が正しく伝えられていくことが大切である」との考えを示された。長女の敬宮(としのみや)
愛子さまが天皇、皇后両陛下から直接、戦争の話を聞かれる機会もあるという。
天皇陛下が即位されたのと同じ55歳を迎えることについて、皇太子さまは「身の引き締まる思い」
と感想を述べられた。天皇のあり方については、国民統合の象徴としての望ましさを求め続けられる
陛下と、そばで支えられる皇后さまの姿に学ばれていくとした。
療養中の皇太子妃雅子さまは、昨年10月に11年ぶりに宮中晩餐(ばんさん)会に出席されたが、
皇太子さまは「焦らず慎重に、少しずつ活動の幅を広げていってほしい」と述べられた。
昨年7月の伊勢神宮ご参拝、8月の高校総体の競技ご観戦には、愛子さまが同行された。
皇太子さまは「少しずつ経験を積み、皇族の務めについての理解を深めていってくれれば」と期待を込められた。
また、発生から20年となった阪神・淡路大震災、3月で4年となる東日本大震災の被災者に思いを寄せた上で、
「未来を創造するための取り組みも多く生まれてきている」とご指摘。パリで開かれた復興イベントで、
東北の高校生らの企画が成功した例などを紹介された。
海外でテロが相次ぎ、日本人も巻き込まれたとされることについては「深く心を痛めています」と述べられた。
URLリンク(www.sankei.com)
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