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★神話や建国記述「間違ってない」「感動した」 一宮市教委の注意で削除の中学校長ブログに激励
2015.2.22 11:50
愛知県一宮市の市立中学の男性校長(56)が、学校のホームページ上のブログに、神話に基づく
日本建国の由来などに触れながら、自国に誇りを持つよう訴える記事を掲載したところ、市教育委員会から
「神話を史実のように断定的に書いている」との注意を受け、記事を削除していたことが21日、分かった。
学校側には教職員組合から抗議文も出されたが、「校長は間違っていない」「感動した」などと記事内容を
評価する声も多数寄せられているという。ブログ記事は削除しなければならない内容だったのか。(河合龍一)
市教委や校長によると、校長は建国記念の日を前にした9日、朝礼で「日本の起源」について話し、
同日午後に、その基になった原稿をブログに掲載した。
記事では冒頭、日本の建国について「初代神武天皇が即位した日が始まり」と記し、16代仁徳天皇が
家々から炊事の煙が上がらないのを見て民の窮乏を知り、税を免除して自らもつつましく暮らしたという
「民のかまど」の話を紹介。「この話は神話」と断った上で「こうした神話こそが、その国の国柄を
示しているとも言える」と書いた。
その上で「皆さんは世界一長い歴史とすばらしい伝統を持つこの国に誇りを持ち、世界や世界の人々に
貢献できるよう、一生懸命勉強に励んでほしいと思います」と締めくくっていた。
記事を批判する電話が12日に1件寄せられたことを受け、市教委が校長を注意。
校長は「生徒や職員に迷惑をかけたくない」として自ら記事を削除した。
中学社会科の学習指導要領では「神話・伝承などの学習を通して、当時の人々の信仰やものの
見方などに気付かせるよう留意すること」と明記されている。
校長は「神話を通じ、子供たちに『自分より人のため』という古代からの日本人の精神性を伝え、
自国に誇りを持ってもらいたかった」と話した。市教委学校教育課は「部分的に読むと史実と受け止め
られかねず誤解を招く」としている。
市教委にはこれまで「偏向教育だ」という匿名の手紙が1通寄せられたほか、一部報道を受け、
賛否の電話が十数件あった。学校側にも海外在住の日本人を含め、電話やファクスが多数寄せられ、
大半が記事を評価したり、「削除する必要はない」などと校長を激励したりするものだという。
元公立小学校長で狭山ケ丘高校(埼玉県)校長の小川義男氏は「神話と断っている上、
学習指導要領にも即しており、何の問題もない」と指摘している。
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>>2へ続く
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